開催日 | 2016.07.24[日] |
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時間 | 12:45~17:00 |
会場 | 明治学院大学白金校舎本館10F大会議場 |
主催 | 明治学院大学国際平和研究所(PRIME)、グローバルヒバクシャ研究会、環境・平和研究会、日本平和学会3.11プロジェクト委員会、科研基盤研究(B)放射線影響研究と防護基準策定に関する科学史的研究 |
開催概要 | 【PRIME共催シンポジウム】太平洋核実験70年-1946年「クロスローズ作戦」再考 1946年7月、中部太平洋に浮かぶマーシャル諸島ビキニ環礁で、米国の原爆実験「クロスローズ作戦」が実施されてから、2016年は70年にあたります。また同核実験に先立ち、核実験場とされたビキニ環礁の人びとが、故郷を追われて70年にもなります。 太平洋は「楽園」にも例えられますが、米国のみならず、英仏の核実験が繰り返された地です。核時代の生成と拡大は、太平洋と不可分に結びついてきたのです。核被害は、日本だけではなく地球規模の拡がりをもっています。しかし、ヒバクシャは隠されたり、沈黙を強いられたり、あるいは知覚することができず、核問題の中でも周辺化されてきました。そうしたなか、「核なき世界」を唱えつつ、「核のボタン」を被爆地広島にもちこんだオバマ大統領の広島演説に象徴されるように、核開発を推進してきた側が自らの責任を顧みることなく核問題は定義され、「核の傘」や「核抑止」の有効論が説かれ続けています。 広島・長崎原爆投下の「あの日」を目前に控え、太平洋を舞台にした1946年「クロスローズ作戦」に新たな光をあてます。「核権力」が主導する「核安保」「核不拡散」「核軍縮」ではなく、グローバルヒバクシャの側から核問題を捉え直し、太平洋諸島への新たな視野を拓く「クロスローズ(十字路)」の場にしたいと考えています。 講 師 :竹峰誠一郎、前田哲男、高橋博子、石原俊、豊﨑博光、市田真理、中原聖乃 言 語 :日本語 参加申込 :事前申込不要、参加費無料、12:30開場 アクセス:http://www.meijigakuin.ac.jp/access/ 共催:明治学院大学国際平和研究所(PRIME)、グローバルヒバクシャ研究会、環境・平和研究会、日本平和学会3.11プロジェクト委員会、科研基盤研究(B)放射線影響研究と防護基準策定に関する科学史的研究 |
プログラム | 12:45- 挨拶:高原孝生(PRIME所長) 13:00- 基調講演:竹峰誠一郎(明星大学) 「マーシャル諸島 終わりなき核被害を生きる-「クロスローズ作戦」70年に寄せて」 http://www.shinsensha.com/detail_html/04shakai/1411-2.html 14:00- 第1部 日本の南洋群島統治と核実験への道 前田哲男(ジャーナリスト)、高橋博子(PRIME)、石原俊(PRIME) 15:30- 第2部 「核と太平洋」をめぐる過去と現在 豊﨑博光(ジャーナリスト)、市田真理(第五福竜丸展示館学芸員)、中原聖乃(中京大学) 司会:平井朗(立教大学)、柿原泰(東京海洋大学) |
お問い合わせ先明治学院大学国際平和研究所(PRIME)TEL: 03-5421-5652, FAX:03-5421-5653, E-mail:prime@prime.meijigakuin.ac.jpグローバルヒバクシャ研究会(高橋) E-mail: dqg04317「@」nifty.ne.jp(メール送信の際は「」を削除してください) |
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関連リンクhttp://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/events/event20160724/ |