開催日 | 2016年7月30日(土) |
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時間 | 14:30~18:00 |
会場 | 明治学院大学・白金キャンパス2号館B1階 2101教室 |
主催 | 蓮我★番外ゼミ(明治学院大学・古川研究室) |
共催 | 一般社団法人 八百万人 |
協力 | NPO(特定非営利活動)法人 くまもと未来 |
熊本地震から3か月。東京などでは続報もめっきり少なくなりましたが、被災地の「当事者」の声をどう届けるか・・・それは依然として大きな課題です。震災の中で起こった、小さいけれど大切な一つのアクション。その報告会のお知らせです。 地域住民が自らの視点で自主放送や地域づくりに関わる「住民ディレクター」を推進してきた岸本晃と熊本在住の仲間たちは、熊本地震で自ら被災者となってしまいました。機材も何もない中、住民ディレクターたちは被害が大きかった地域の避難所から、iPhone中継で身辺の被災状況を伝え始めます。本震当日に始まったその発信を全国各地にいる住民ディレクターが連携し、各地からの中継も入れながら、毎日15分のインターネット緊急特番を11日間送り続けました。(現在は週一回) 「自分事」としての災害情報は、マスメディアのように俯瞰的な情報は発信できません。でも、刻々と変わっていく被災者のリアルを生々しく伝える貴重な記録となりました。 これを可能にしたのは、これまでの「平時」に築かれてきた住民ディレクターの人的ネットワークだったのです。 今回、この「被災者による被災地からの緊急発信」に関わった住民ディレクターたちが東京で会し、その体験を語る報告会を開きます。 災害報道、生活者の発信、地域活性化、モバイル中継etc.、様々な側面から考えることができるこのテーマ。災害時に「当事者」が発信することの意味や、「平時」の活動と「有事」の情報を繋いでいく可能性や課題について、みんなで考える「場」になればと願っています。 ご関心のある方は是非ご参集ください。 |
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