開催日 | 2017年6月16日(金) |
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時間 | 16:45~18:45(16:30開場) |
会場 | 明治学院大学 横浜校舎 8号館2階824教室 |
主催 | 明治学院大学国際平和研究所、予備研究「平和研究としてのメディアリタラシー」 |
開催概要 | 現在、人身取引議定書を含む国際組織犯罪防止条約(パレルモ条約)の批准のために、テロ等準備罪(いわゆる「共謀罪」)が強行に進められようとしています。2000年に国連に採択された国際組織犯罪防止条約に付帯する人身取引議定書では、人身取引は国際組織犯罪であると定義されました。 しかし、2014年、2015年に国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)が国連に提出した文書では、国際的な人身取引対策が進められているにも関わらず、人身取引の被害に遭った人々の権利救済や支援は困難であることが指摘されています。 人身取引とは何か。人身取引や人身売買に関心を持ちながら、その実態はなかなか知ることができません。実態や被害に遭った人々の声を無視したまま、良かれと考えて実施した救援や支援が、ときに被害に遭った人々を傷つけることもあります。また人身取引による拘束から解放され、故国に戻れば人身取引問題が解決するわけでもありません。生活を再建するための新たな困難、壁を乗り越える挑戦は続きます。 この度、世界で初めて、人身取引被害に遭った当事者であるサバイバーたちが1997年にネパールに設立したシャクティ・サムハからチャリマヤさんを迎えて彼女の語りに耳を傾ける機会をもちます。人身取引とは何かー国際組織犯罪防止の枠組みでサバイバーたちの生活再建を支援できるのかを含めて、現実に起きている声を聴き、ともに人身取引の課題を考えたいと思います。 言 語 :日本語・ネパール語(通訳あり) 参加申込 :【対象】学生・教職員、一般 ※予約不要、無料 <プログラム> 16:45-17:15 趣旨説明/齋藤百合子(明治学院大学) 「国際組織犯罪防止条約と人身取引、そしてサバイバー自助組織の意義」 17:15-18:15 チャリマヤ・タマンさんのお話(通訳 田中雅子氏) 18:15-18:25 解説/田中雅子(上智大学) 18:25-18:45 質疑応答 <プロフィール> 田中雅子さんは『ネパールの人身売買サバイバーの当事者団体から学ぶ―家族、社会からの排除を越えて』(発行:上智大学出版、発売:ぎょうせい、定価1,250円)の著者です。 |
お問い合わせ先明治学院大学国際平和研所(PRIME)白金 TEL:03-5421-5652/FAX:03-5421-5653 横浜 TEL:045-863-2203/FAX:045-863-2205 E-mail:prime@prime.meijigakuin.ac.jp http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime |
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関連リンクhttp://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/events/events20170616/ |