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「苦しんでいる人を救いたい」という思いが国境を越えるとき

開催日 2017年10月2日(月)
時間 開場16時45分/開演17時15分  ※18時45分終了予定
会場 明治学院大学白金キャンパス 3号館3101教室
主催 明治学院大学  特別協力:日本赤十字社
【参加方法】

参加無料・申し込み不要。


当日、開演時間までに会場にお入りください。なお、満席の場合は、入場をお断りすることがあります。

【企画主旨】 人道の危機に対する国際赤十字の取り組みとそこから見えてきた課題

明治学院大学は、“Do for Others(他者への貢献)”を教育理念に掲げています。

そして、この理念を共有する人道機関である日本赤十字社とボランティアパートナーシップを結んでいます。

紛争、難民問題、自然災害、新興感染症、貧富の格差など、国境を越えて国際社会が取り組むべき人道支援活動において、国際赤十字は重要な役割を果たしています。

そこで本学では、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)事務総長のエルハジ・アマドゥ・シィ氏を講師にお招きし、特別講演会を開催いたします。

IFRC会長である近衞忠煇日本赤十字社社長からは、国際赤十字の活動内容やシィ事務総長についてご紹介いただきます。

流動化し混迷を深めてゆく世界や社会における国際赤十字の役割と課題とは何か。シィ事務総長はそこにどのように関わってきたのか。そして今、何を思うのか。国際的な人道問題を「他人ごと」ではなく「自分ごと」として捉え行動に移していくための気づきやきっかけを得るための機会とします。

シィ事務総長の講演は英語でおこなわれますが、逐次日本語通訳がつきます。

【講演者】

国際赤十字・赤新月社連盟事務総長 Elhadji Amadou Sy(エルハジ・アマドゥ・シィ)氏


 

 
アフリカのセネガル出身。

母国セネガルにおいて長くNGO活動に従事したのち、国連開発計画(UNDP)HIV/エイズ局、国連合同エイズ計画(UNAIDS)、世界エイズ・結核・マラリア対策基金、国連児童基金(UNICEF)の要職を歴任。2014年8月より現職。事務総長は連盟事務局の最高責任者であり、会長不在の場合には他の機関に対し連盟を代表する重職である
【講演者】

 日本赤十字社社長/国際赤十字・赤新月社連盟会長 近衞 忠煇(このえ ただてる)氏


1964年に日本赤十字社入社、2005年より社長。救護、血液事業、看護師養成、人道支援活動など赤十字事業に幅広く関わる。2009年より世界190か国の赤十字・赤新月社から構成される国際赤十字・赤新月社連盟の会長。世界各国の紛争地域や災害被災地を訪れ、「人道の空白地帯を作らない」をモットーに人道外交に取り組む。

【国際赤十字・赤新月社連盟について】

国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC; The International Federation of Red Cross and Red Crescent Societies)は、各国の赤十字社・赤新月社の国際的な連合体であり、主に災害救護や保健事業などの総合調整を行っています。スイスのジュネーブに事務局と世界60カ所以上に代表部を置いている、独立した人道機関です。

 

赤新月社について

多くのイスラム教国では、「十字はキリスト教を連想させる」として、赤十字の代わりに「赤新月(Red Crescent)」という名称とマークを使用し同じ目的のために活動しています。

お問い合わせ先

明治学院大学総合企画室社会連携課(03-5421-5247)

関連リンク

http://www.ifrc.org/en/
国際赤十字・赤新月社連盟事務総長エルハジ・アマドゥ・シィ(Elhadji Amadou Sy)氏 特別講演会チラシ (PDF/3.9 MB)

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