◆真野 謡子 まの・ようこ(violin)
山口県出身。高校卒業後、オランダに渡る。オランダ、デン・ハーグ王立音楽院卒業。Netherlands String Quartet Academy、ロッテルダム音楽院にて、さらに研鑽を積む。オーケストラメンバーとして、Verbier Festival Orchestra, Lucerne Festival Academy Orchestra, Aldeburgh Festival, Pacific Music Festival、小澤征爾音楽塾に参加。2008年より、スペインバレンシア州立歌劇場オーケストラのエキストラプレーヤーとして活動。2010年春には、パレスチナのラマッラにて、バレンボイム=サイード財団の教育プロジェクトに携わり、オーケストラ・ワークショップなどで指導を行った。ヴァイオリンを、光永俊彦、佐久間礼子、Ilona Sie Dhian Ho, Gordan Nikolicの各氏に師事。
◆福田 理貴 ふくだ・りき (violin)
4歳よりヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール中学の部東京2位。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学演奏学科卒業。卒業演奏会出演。小澤征爾主催の青少年のための室内楽勉強会に参加、その後サイトウキネンオペラ塾、サイトウキネン青少年のためのオペラにオーケストラメンバーで参加。卒業後、新日本フィルハーモニー交響楽団の契約団員を経て、ソロ、オーケストラ、アンサンブル演奏、後進の指導を中心に活動。”のだめオーケストラ”メンバー。最近では、オランダのアムステルダムにて、コンセルトヘボウオーケストラ主席奏者Liviu Prunaru氏に師事。
◆伊藤 静佳 いとう・しずか (viola)
洗足学園音楽大学入学(ヴァイオリン)。大学2年生よりヴィオラを始める。室内楽において第14回室内楽オーディションにて選抜された室内楽コンサートに出演。洗足学園音楽大学を卒業し、幅広いジャンルにおいてのオーケストラ、室内楽、パーティー演奏、レコーディング、アーティストのツアー、サポート演奏など演奏活動中。現在洗足学園中学高等学校の音楽科目においてヴァイオリン講師、オーケストラ部のヴィオラ講師。
◆半澤 朝彦 はんざわ・あさひこ (cello)
霧島国際音楽祭、京都フランス音楽アカデミーなどに選抜され、堤剛(桐朋学園大学)、F.ミュレール(パリ国立音楽院)、H.シャピロ(ジュリアード音楽院)、G.ホーシュ(コンセルトヘボウ管首席)氏らのマスタークラスで演奏。パリ・エコールノルマル音楽院のG.トゥリエール氏に6年間師事。クライスト・チャーチ祝祭交響楽団などの首席奏者を務める。2010年、英国Trinity-Guildhall音楽院ディプロマで同音楽院生相当の成績。本学国際学部准教授(国際関係史、音の政治学)。本シリーズをプロデュース。現在、チェロを毛利伯郎、J.ウォードクラーク(在英時)の各氏に師事。