開催日 | 2018年3月24日(土) |
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時間 | 13:30~17:00 |
会場 | 明治学院大学 白金校舎 本館9階91会議室 |
主催 | 明治学院大学国際平和研究所(PRIME) |
開催概要 | PRIMEの研究プロジェクトとして実施されている「国内殖民地論の再検討」の成果として、中田英樹・高村竜平(編)『復興に抗する―地域開発の経験と東日本大震災の後の日本』(有志舎)が刊行されました。本研究会は、執筆者と参加者との議論を通じて、この本の成果と課題を明らかにすることを目的に開催します。 言 語 :日本語 参加申込 :事前申込不要、入場無料 参加者: 【執筆者より】 ◆中田英樹(PRIME研究員/社会理論・動態研究所研究員) ◆高村竜平(秋田大学) ◆原山浩介(国立歴史民俗博物館) ◆猪瀬浩平(PRIME所員/教養教育センター准教授) 【指定討論者】 ◆鄭栄桓(PRIME所員/教養教育センター准教授) ◆渡邉悟史(成蹊大学文学部非常勤講師) ◆清水美里(早稲田大学非常勤講師) 参加者プロフィール ◆中田英樹 1971年生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。専門は、農業経済学・農村社会学・ラテンアメリカ地域研究。現在、社会理論・動態研究所所員。 〔主要業績〕 『トウモロコシの先住民とコーヒーの国民 ─人類学が書きえなかった「未開」社会』(有志舎、2013年) 「移民の開拓する毎日は「進出」か「侵略」か ─在伯日系移民が「二分制限法」実施にみた「恐日病」の世界と日本帝国の近代」(『現代思想』45巻18号、2017年) ◆高村竜平 1968年生まれ。京都大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。専門は、社会人類学・朝鮮近現代史。現在、秋田大学教育文化学部准教授。 〔主要業績〕 Invisible Population: The Place of the Dead in East-Asian Megacities(共著、Lexington Books 、 2012年) 『在日済州人とマイノリティ』(共著、済州大学校在日済州人センター、2014年) ◆原山浩介 1972年生まれ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了。 博士(農学)。専門は、日本現代史。現在、国立歴史民俗博物館研究部准教授。 〔主要業績〕 『消費者の戦後史 ―闇市から主婦の時代へ』(日本経済評論社、2011年) 『食と農のいま』(共編著、ナカニシヤ出版、2011年) ◆猪瀬浩平 1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。博士(社会人類学)。専門は、文化人類学。現在、明治学院大学教養教育センター准教授。 〔主要業績〕 『むらと原発 ─窪川原発計画をもみ消した四万十の人びと』(農村漁村文化協会、2015年) 「水満ちる人造湖の辺から ─相模ダム開発の経験と戦後啓蒙」(『現代思想』45巻18号、2017年) ◆鄭栄桓 1980年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)。専門は、歴史学、朝鮮近現代史・在日朝鮮人史。立命館大学コリア研究センター専任研究員を経て、現在、明治学院大学教養教育センター准教授。 〔主要業績〕 『朝鮮独立への隘路 ―在日朝鮮人解放五年史』(法政大学出版局、2013年) 『忘却のための「和解」 ―『帝国の慰安婦』と日本の責任』(世織書房、2016年) ◆渡邉悟史 1982年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。専門は、地域社会学・人間動物関係論。現在、成蹊大学文学部非常勤講師。 〔主要業績〕 「集落に生きた証を残そうとすること:ジグムント・バウマンによる「不安の社会学」を援用して」(『村落社会研究ジャーナル』21巻2号、2015年、日本村落研究学会研究奨励賞) 「中山間地域における歴史実践とその問題:経済成長と集落の変容の位置づけをめぐって」(『村落社会研究ジャーナル』21巻1号、2014年) ◆清水美里 1982年生まれ。東京外国語大学博士課程修了。博士(学術)。専門は、台湾近現代史、旧日本植民地のダム開発。現在、早稲田大学および東京外国語大学非常勤講師、早稲田大学地域・地域間研究機構台湾研究所招聘研究員。 〔主要業績〕 『帝国日本の「開発」と植民地台湾―台湾の嘉南大圳と日月潭発電所』(有志舎、2015年) 主催:明治学院大学国際平和研究所(PRIME) |
お問い合わせ先明治学院大学国際平和研究所(PRIME)■TEL:03-5421-5652 ■FAX:03-5421-5653 ■URL:http://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/ ■E-MAIL:prime@prime.meijigakuin.ac.jp |
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関連リンクhttp://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/events/events20180324-2/ |