開催日 | 2018年5月21日(月) |
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時間 | 18:30~20:30 |
会場 | 明治学院大学 白金校舎 本館5階1507教室 |
主催 | 【主催】科研費基盤C(特設分野)「占領の法政治学ーパレスチナと西サハラにおける法の政治的機能」(代表者:松野明久) 【後援】明治学院大学国際平和研究所 |
開催概要 | モロッコがスペインからの独立過程にあった西サハラに侵攻したのは1975年。以来占領は43年に及ぶ。国際司法裁判所はモロッコの西サハラに対する領土的主張は認められないとの勧告的意見を述べ、国連安保理は西サハラでの住民投票の実施を決議した。しかし、問題は一行に解決に向かわない。フランスの後ろ盾を得たモロッコの西サハラ支配は深まるばかりで、西サハラの人びと(サハラウィ)は自分の国にあって周縁化されている。声を上げる人びとをモロッコは容赦なく弾圧している。一方、EUとモロッコの自由貿易協定や漁業協定が西サハラを含むとすれば国際法に違反するとして、貿易と自決権を結びつける動きが活発化している。EU裁判所はこの2つの協定が西サハラを含んではならないとの決定を下した。EUの対応が注目される。講演では、長年西サハラ問題を研究してきたスペインの法学者が問題の現状と展望を語る。 言 語 :英語(逐次通訳あり) 参加申込 :事前申込み、参加費:不要 ●講演者:カルロス・ミゲル教授 サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学法学部教授。専門は憲法学、EU法、西サハラ問題。『西サハラとスペイン:歴史、政治、法—スペイン外交の批判的分析』(1995年、スペイン語)他、憲法、EU法、政治に関する著書論文多数。2000年からジャン・モネ教授(EU指名の欧州研究教授)。同大学の西サハラ研究センター(CESO)を主宰し、西サハラ関連のニュースを日々発信している。 【主催】科研費基盤C(特設分野)「占領の法政治学ーパレスチナと西サハラにおける法の政治的機能」(代表者:松野明久) 【後援】明治学院大学国際平和研究所 |
お問い合わせ先松野明久(大阪大学):matsuno@osipp.osaka-u.ac.jp |
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関連リンクhttp://www.meijigakuin.ac.jp/~prime/events/events20180521/ |