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シンポジウム「ドイツ美術とプロテスタンティズム」

開催日 2018年12月8日(土)
時間 10:00~18:00(開場9:30)
会場 明治学院大学 白金キャンパス2号館2101教室
〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37
各駅からのアクセスはこちらでご確認ください。
主催 明治学院大学芸術学科・明治学院大学言語文化研究所・ドイツ語圏美術史研究連絡網 共催
開催概要

今から五百年前、マルティン・ルターが教会の贖宥状販売に対する異議を表明したところから始まった「宗教改革」は、キリスト教世界を揺るがし分断しただけでなく、信徒が自ら聖書を読み、自覚的に宗教について考え、表現していく種を蒔きました。聖画像を教育手段として活用したカトリックに比べ、聖者や礼拝像を認めず、質素なプロテスタントは、美術においては不利だと言われます。制約のある中で、また、宗派に限定されない西洋美術史全体の展開の中で、プロテスタンティズムはどのような「独自の」美術を生み出してきたのか。
本シンポジウムは、ドイツにおけるプロテスタンティズムとその美術を、誕生時の闘争から現代のエキュメニズム運動まで概観し、宗教文化と造形の浅からぬ関係を考える試みです。

プログラム ※プログラムに変更がございましたので、以下をご確認ください。

午前の部(10:00~13:00)

開会の辞
 植木献(明治学院大学准教授) ※代読
 「プロテスタンティズムとは何か」
 青山愛香(獨協大学教授)
 「ルーカス・クラーナハ(父)と宗教改革」
 保井亜弓(金沢美術工芸大学教授)       
 「武器としての版画 メディア革命とプロパガンダ」
 岩谷秋美(明治学院大学講師)
 「プロテスタント教会建築の機能とかたち
 ――ルター派とカトリックの比較を中心に」                            
 
午後の部(14:30~18:00)
 大原まゆみ(本学教授)
 「初期ロマン主義の風景画と美的プロテスタンティズム」
 落合桃子(福岡大学講師)
 「近代ドイツにおけるマルティン・ルターのイメージ」
 前田富士男(中部大学客員教授)
 「20世紀美術のモダニズムとエキュメニズム」
                                     
ディスカッション
 司会 平川佳世(京都大学大学院教授)
閉会の辞
※入場無料、事前申し込み不要

お問い合わせ先

明治学院大学文学部芸術学科研究室 Tel:03-5421-5380
http://www.meijigakuin.ac.jp/~art/

関連リンク

http://www.mg-geika.net/news/event/detail.php?sysid=122

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