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国際化への取り組み

明治学院大学は、より幅広い国際交流活動を目的として、2015年5月、「国連アカデミック・インパクト」(United Nations Academic Impact)および国連グローバル・コンパクト(United Nations Global Compact)に参加しました。国連ユースボランティアプログラムへの学生派遣や、海外へ派遣する教員、招聘教授などの教育研究活動を通じ、国際社会の貢献に寄与します。

「国連アカデミック・インパクト」への参画

国連アカデミック・インパクトは、国連広報局(DPI)のアウトリーチ部が担当するプログラムです。国連アカデミック・インパクトの対象は、学位を授与する全ての高等教育機関、またはそれに相当する実質的な研究を行っている機関です。このプログラムの枠組みは以下の通りです。

● 世界各国の高等教育機関同士の連携、また、教育機関と国連との連携を促す
● ミレニアム開発目標(MDGs)をはじめとする、国連に委託された業務・活動に、教育機関がコミットできる仕組みを提供する
● 国連に委託された業務・活動に関する意見や提案の連絡窓口の役割を担う
● 国連に委託された業務・活動に関するプログラム、プロジェクト、イニシアチブに対する教育機関の直接的な関与を促す

国連アカデミック・インパクトは、以下の10原則を支持し促進させるというコミットメントによって成り立っています。

原則1:国連憲章の原則を推進し、実現する
原則2:探求、意見、演説の自由を認める
原則3:性別、人種、宗教、民族を問わず、全ての人に教育の機会を提供する
原則4:高等教育に必要とされるスキル、知識を習得する機会を全ての人に提供する
原則5:世界各国の高等教育制度において、能力を育成する
原則6:人々の国際市民としての意識を高める
原則7:平和、紛争解決を促す
原則8:貧困問題に取り組む
原則9:持続可能性を推進する
原則10:異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く

国連アカデミック・インパクトに参加する団体は、国連アカデミック・インパクトの基本原則を踏まえた方針やプログラムを奨励することを求められています。以下の項目は、参加団体に特に求められる事項です。

1. 国連アカデミック・インパクトの基本原則のうち、少なくとも一つに関連する取り組みを年に一つ決めて実施する。活動として認められる取り組みには、特定の領域における研究活動、論文、会議の主催、国連関連の事業に参加を希望する学生への財政的な援助、あるいは、学内キャンパスでの特定の企画や活動が挙げられる。

本学では、「原則1:国連憲章の原則を推進し、実現する」に関する活動を行っていきます。
国際センターが中心になり、セミナーや留学生との交流会等を開催しています。

2. 参加団体のウェブサイトや定期刊行物の中で、各団体が積極的に取り組んでいる国連アカデミック・インパクトの活動やその内容を紹介したり、国連アカデミック・インパクトと参加団体の関連性について出来る限り発信するように努める。

明治学院大学の活動記録は随時国連アカデミック・インパクトの公式ウエブサイトにおける本学のページに随時発信しています。

関連ページ
UNAI公式ウエブサイト
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)

「国連グローバル・コンパクト」への参画

国連グローバル・コンパクトは、各企業・大学が責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって、社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組み作りに参加する自発的な取り組みです。国連事務総長の直下に、「人権」、「環境」、「労働」、「反汚職」の4つを軸に、国連と民間団体が協力関係を構築するためのネットワークとして置かれています。

国連グローバル・コンパクトについての詳しい情報は下記のURLをご覧ください。
グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン
United Nations Global Compact

教育研究活動の実績

本学では学生の海外派遣の成果について検証を行っています。 また、国際化への取り組みの一環として、海外の教育・研究機関からの招聘教授の受入や海外の大学に専任教員を派遣する事業を行っています。

2022年度 学生の海外派遣の成果の検証
2023年度 学生の海外派遣の現状

招聘教授に関する招聘期間中の教育研究活動実績報告書
Yukari OKAMOTO(2019.4.1-2019.7.31)
Nahum D. CHANDLER(2019.8.1-2019.12.31)
Airat BEKMETJEV(2023.4.1-2023.7.31)
Matthew DeJongh(2023.9.1-2023.12.31)

教員の海外派遣に関する派遣期間中の教育研究活動実績報告書
中田瑞穂(2019年度秋学期)
趙星銀(2020年度秋学期)
GILL Thomas Paramor(2021年度秋学期)

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