世界中にともだちを作りたい、語学力を身に付けたい… 留学は、今まで知らなかった世界に出会えるチャンスです。
国際センターでは留学やインターンシッププログラムを通じて明学生のチャレンジをサポートします。海外への一歩を踏み出した明学生をご紹介します。
プログラム
留学先の紹介
ドイツ・トリーア大学へ留学しました。ドイツは自然豊かな国で、ゆっくりとした時間の流れの中、穏やかな生活が送れます。トリーアには、古代ローマの遺跡や歴史的建造物などの世界遺産があり、「ドイツ最古の都市」と呼ばれています。トリーア大学は自然に囲まれた丘の上に位置しており、多くの留学生が在籍する国際交流が盛んな大学です。図書館は朝8時から24時まで空いているので、学生にとって非常に良い環境だと思いました。
留学先の授業や勉強について
主に語学の授業を受講していました。ドイツ語の授業では、分からないことを、その場で積極的に質問する学生が、日本と比べられないくらい多く、当初は驚きましたが、私も分からないことがあったらすぐ聞くことができるようになりました。また、英語開講の授業では他の留学生とそれぞれの出身国の文化についてプレゼンテーションを通して学び合い、新しい発見をすることができました。
留学先の紹介
ハワイ大学マノア校は、ハワイ州オアフ島に位置する州立大学です。州の中では最大規模を誇る大学で、100以上の専攻を選ぶことができます。特に海洋学、天文学、観光学・ホスピタリティー系の指導が充実しており、その他の専攻においてもこれらの領域を組み合わせたハワイならではの学問(環境経済学など)を学ぶことができます。また、学校が提供するアクティビティーも多く、授業外にもサーフィンやダイビングを学ぶことができるクラスが開講されています。
インターンシップの様子
大学院進学を予定していたことから、ハワイ・マウイ島ラハイナ地区での山火事における健康被害・経済被害を調査するチーム(Maui Wildfire Exposure Study)にて研究助手として働きました。活動では、週末に飛行機でマウイ島の医療センターに足を運び、被害住民の健康調査の実施及びデータの入力の補助などを行ないました。さらに、日本の災害における健康調査報告書との比較を行い、今後の研究調査をより良いものにするための議論を行いました。
参加の目的
留学中に国際機関の業務にインターン生として実際に携わることができる、非常に魅力的な機会です。私の学科ではすべての授業が英語で行われるのですが、新型コロナウイルスの影響で留学が難しいと考えられていた中でも英語で学びたいと思い、進学を決めました。そして現在幼児教育に関心があり、留学の機会も広がっている中でUNICEFのニューヨーク本部での勤務は間違いなく貴重な経験になると確信したからです。
インターンシップの活動内容
Social and Behaviour Change(SBC)分野での知識管理業務を担当しました。具体的には月刊ニュースレターの作成や配信管理、データ分析を行いました。また、SBC関連のウェブサイトやSharePointページの更新・管理も担当し、ユーザーに使いやすい環境を整えました。さらに、各地域に関連する書類の作成・管理を通じて、情報の集約や可視化を行い、効率的なデータ管理を支援しました。
研修先での過ごし方、印象的な思い出
研修先では、学生3~4人のグループ+現地のスタッフ1人で、毎日グループワークをしていました。現地の食べ物は、お米と鶏肉や魚がメインで、味付けも甘辛いものが多く、食べやすかったです。現地の小学生と交流する機会では、日本の文化を知ってもらおうと思い、ソーラン節を踊ったり、簡単な日本語(挨拶やありがとうなど)を教えたりしました。お互いの文化を尊重しながら、楽しく交流することができました。
プログラムを通じて学んだこと
環境問題に苦しんでいる現場を自分の目で見ることの重要性を学びました。特に、フィリピンのゴミ山を見学し、その近くに住む家族にインタビューをする機会を通じて、直接見聞きすることが必要だと思いました。ゴミ山で売れそうなものを見つけてお金を稼ぎ、子どもたちを学校に通わせている話を聞いて、環境問題や貧困問題に苦しんでいる人たちの声を吸い上げながら、SDGsに取り組んでいく必要があると感じました。