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【横浜校舎図書館】『白金通信』BOOKS展示に新しいメッセージが届きました!

2025年12月9日



横浜図書館では、大学広報誌『白金通信』BOOKSコーナーで紹介された本学教員の書籍を教員から学生へ向けたメッセージとともに展示しております。
今回は、『白金通信』2025年冬号 (No.525) 掲載の先生よりメッセージをいただきました。

『戦後日本と政治学史: 古典をめぐる十の対話』
https://mgopac.meijigakuin.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BK00373627
熊谷英人准教授(法学部)

書評は大学Webサイト「白金通信」でもお読みいただけます。
https://www.meijigakuin.ac.jp/about/mg_plus/00372.html

1Fメインホールで熊谷英人准教授の関連書籍とともに展示中です。
この機会にぜひご覧ください!

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『白金通信』BOOKS展示
場所:横浜図書館 1Fメインホール展示架2
期間:2025年12月~2026年1月予定
※2025年秋号 (No.524) 掲載の木川大輔准教授(経済学部)の書籍も引き続き展示中です。


熊谷英人先生からのメッセージ

本書は、日本の西洋政治思想史研究の古典(福田歓一、藤原保信、佐々木毅など)を読み返すことによって、そうした研究が現代日本において持ちうる意味を問い直します。
みなさんの中には、古典など古臭い、新しい研究であればあるほど良い研究だ、と思っておられる方もいるかもしれません。私は、そうは考えません。学問というものは、必ずしも最新の学説だけを指すわけではありません。
最新の研究といえども、究極的には中間地点にすぎません。研究に携わり、現実と対峙しながら知識を深めてきた先人たちの営みの分厚い蓄積こそ、学問そのものなのです。