新しい生涯学習講座として6月1日(金)から始まった「プラチナカレッジ」。
6月1日(金)~15日(金)では、第1シリーズとして「天皇退位前に考える、『女帝の日本史』」が開講されました。
講師・コーディネーターの原武史先生(本学名誉教授)は、来年の皇位継承を前に、現代の日本の状況を把握するために、歴史的な視点を学ぶことの必要性について述べられ、古代から現代の女性権力者の側面から、講義を行いました。
3回目(6月15日)は特別ゲストとして、詩人の蜂飼耳さんを迎え対談。古事記、日本書紀に精通している蜂飼さんと、またフロアからの質疑応答で、古代から現代、そしてこれからの皇位継承のあり方等について、話題が盛り上がりました。
講座参加者からは「今、非常に重要なテーマなので参加してみた。先生の講義内容のレベルも高く、斬新な捉え方にとても魅力を感じた。ぜひ若い人たちにも聞いてもらいたい」とのコメントもありました。
政治・歴史学、キリスト教学、経営学、音楽学、心理学と、いつの時代にも通用する幅広い教養を究めるシリーズです。
次回、第2シリーズは「歴史を生きるキリスト教」をテーマに、世界人口の3分の1近くの教徒を持つキリスト教が、歴史の中で生き、歴史を形成してきた経緯を、思想・実践・文化の切り口から紐解いていきます。
■第2シリーズ:「歴史を生きるキリスト教」(全3回)
6月22日(金) 「思想としてのキリスト教~イエスとパウロ~」
講師:加山 久夫(本学名誉教授)
6月29日(金) 「実践としてのキリスト教~修道院運動~」
講師:手塚 奈々子(本学経済学部教授)
7月6日(金) 「文化としてのキリスト教~市民宗教と市民社会~」
講師:植木 献(本学教養教育センター准教授)
■開催時間:毎週金曜日 18:30~20:30
■会場:明治学院大学白金キャンパス 2号館 2301教室
■お申込みはコチラ
第1シリーズ3回目のゲスト、蜂飼耳さんと対談される原武史先生
古事記から引用される蜂飼さん
現代の象徴天皇制について説明する原先生
フロアからの質疑で、これからの皇位継承も話題に