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2019年9月30日

生涯学習講座「明治学院プラチナカレッジ」の秋季特別シリーズ(学校建築探訪 ―明治学院キャンパスを中心に―)が終了

予備知識や専門知識不要で、どなたでも自由に参加できる生涯学習講座「明治学院プラチナカレッジ」。いつもは金曜日の夜に開講していますが、今回は少し特別、9月28日(土)の午前・午後での開講となりました。
講師に慶応義塾大学アート・センターの渡部葉子先生、慶応義塾ミュージアム・コモンズの本間友先生のお二人をお招きし、講義と見学の二本立てで行いました。

「建築を知る・地域を知る」と題された講義の冒頭、渡部先生から発せられた問いは「今日、ここに来るまでにどんな建築を目にしましたか?」
私たちの日々の暮らしの中で、本当に建築は見えているのか…ということに改めて気づかされます。

講義では、同じ港区内にある慶応義塾と明治学院の学校建築の特徴と歴史について、比較しながら学びました。学校建築は、同世代の人間が大量に通過し、同じ時期の記憶が集積する特徴があります。また、キャンパス全体にグランドデザインがあることは、語り(ナラティヴ)があることにつながるといいます。
ある建物が壊されたとき、建物の姿ではなく、そこからの眺めや体験も失われてしまう――そこで、渡部先生たちは、壊されゆくものを写真で撮り、生きた空間を思い出せるように、記憶のトリガーとするプロジェクトを実践されているそうです。

お昼休憩をはさんだ午後には、2グループに分かれ、明治学院の建築を体験していただきました。注目すべきポイントを解説していただきながら、じっくりと細部まで観察・体験することで、みなさん充実したひと時をお過ごしいただけたようでした。




今後開講される「明治学院プラチナカレッジ」は下記のとおりです。
皆様のご参加お待ちしております。


 第4シリーズ 11月 8日・15日・22日      「ヨーロッパの都市をめぐる(講師:巖谷 國士)」

 第5シリーズ 11月29日、12月6日・13日   「翁と世阿弥の能(講師:池上 康夫)」

 

  ■開催時間: 毎週金曜日 18:30~20:30

 ■会場  : 明治学院大学 白金キャンパス 2号館

 ■お申込み: 下記URLからご確認・お申込みください。
https://www.meijigakuin.ac.jp/about/activities/regionalalliances/platinum_college/index.html
講義をする渡部葉子先生
新しい建物にも古い建物からの「引用」が多く見られます
国指定重要文化財であるインブリー館。扉のパーツひとつひとつをじっくり見ます
本間友先生の解説でヴォーリズ建築である礼拝堂を体験
上下の素材が異なる記念館。歴史資料館の模型でキャンパスの変遷を確認できます