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2021年7月29日

2021年度 秋学期に向けて

2021年7月29日

在学生・保証人の皆様

明治学院大学
  学長  村田 玲音


 9月18日から2021年度の秋学期が始まります。
 
 明治学院大学の授業に関する基本的な考え方は変わっていません。
1 本学では対面授業が大学教育の基本であると考え、なるべく多くの授業を対面で行い、対面授業は教室での受講を原則とする
2 ただし、コロナ禍の動向が予測できない状況下では、《コロナへの強い配慮が必要な人》には、対面授業の遠隔受講を認める

 こうした考えのもとで、2021年度の春学期はかなり対面授業を増やして学期を開始しましたが、その後、4月末に再び緊急事態宣言が発せられ、多くの授業を遠隔推奨に戻さざるを得ませんでした。
 まだコロナの先行きは不透明ですので、秋学期も《対面授業と遠隔授業を併用する形》で授業を始めることになります。ただ、春学期までは教室を1/3定員で使用してきましたが、秋学期からは1/2定員(2席に1人が座る)で使うことにいたします。これによってキャンパスの収容定員が増え、対面授業の数がさらに増える見通しです。学生の皆さんがキャンパスで過ごす時間も長くなることでしょう。

 この春以降、全国的にワクチン接種が徐々に拡がり、その効果が数字で現れてきています。
 明治学院大学でも職域接種を行います。学生・教職員を含むすべての学院関係者を対象に、希望する人には全員ワクチン接種を行います(ワクチン到着の遅れにより、1回目の接種が8月下旬になる見込みです)。詳しくはこちらをご覧ください。
 もちろん、ワクチン接種を受けるかどうかは個人の選択に任された事項です。本学ではワクチン接種を強制いたしませんし、接種を受けない人に対して差別的な扱いをすることもありません。
 ただ、構成員のワクチン接種が進めば集団免疫が獲得でき、明治学院全体としてのコロナに対する強さが増すことが期待されます。
大学では、皆さんにワクチン接種を推奨しています。
 その他の感染防止策にも、引き続き十分な配慮をしてまいります。

 明治学院大学では授業だけでなく、課外活動、友人・教職員との交流など、大学本来の機能を徐々に正常な状態に戻していこうと考えています。ただ、まだ新型コロナウイルス感染症の行方は予断を許しません。感染拡大を防ぐため、皆様一人一人の学内外での感染予防を徹底してくださるようにお願いいたします。

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