スマートフォン版を表示

コラム「キャンパスCLINIC」

ホームページができました

白金通信2004年01月号

出勤して掃除が済んだら、まずパソコンを起動する。いつの間にか、パソコン無しでは仕事ができないようになりました。 データを入力し、様々な処理をほどこす。Eメールで連絡を取り合う。スケジュールを、グループウエアで管理する。知りたいことを、検索エンジンを使って調べる。(パソコンやインターネットに馴染みのない方には、意味不明の言葉が並んでしまいましたでしょうか・・・。)もちろん、この文章もパソコンで作成しています。 仕事同様自宅でも、パソコンは大事な道具となっています。一昨年、コンピュータウィルスに感染して壊れてしまい、顔面蒼白になった瞬間は、今でも忘れられません。その後の復旧作業に費やした涙の出そうな時間と労力は、経験された方ならばお分かりいただけるかと思います。 みなさんも、パソコン(インターネット)を様々な場面で利用されていると思います。仲間とメールのやり取りをしたり、いろんなホームページを見てみたり、履修登録や、もちろん授業で使うこともあるでしょう。 みなさんが情報を得る媒体として、インターネットが広く利用されている今日この頃。私たち健康相談所も、ようやくホームページを持つことになりました。 実は、昨年の10月1日より公開しています。すでに、探し当ててくださった方もいらっしゃるかもしませんね。 大学のホームページからは、トップページのメニューにある「大学事務局」の中から「健康相談所」を探していただくのが、一番わかりやすいでしょうか。その他、「キャンパスライフ」等からも入れます。 まだ、できたてホヤホヤのページです。みなさんにお知らせしたい、最小限の情報から始めました。白金通信やポスターでお知らせしていた、健康診断や健康診断証明書、校医相談日についても掲載しています。 今後は、情報の更新やページの追加を随時行っていく予定ですので、時々は健康相談所のホームページを尋ねてみてください。 さて、宣伝はこれくらいにしておきましょう。パソコンといえば、近頃OA機器の利用による、様々な身体の不調を訴えて来所される方が増えています。一番多いのは肩こりでしょうか。また、肩こりによる緊張性の頭痛も多いようです。 では、なぜ肩がこるのでしょう?悪い姿勢で作業をすることなどによって、筋肉に負荷がかかります。すると、筋肉に乳酸などの疲労物質が溜まります。疲労物質は、血液と一緒に運ばれて回収されるのですが、同じ姿勢でいると、筋肉の血流が悪くなります。疲労物質を回収してくれる静脈は筋肉が動く(収縮する)ことによってポンプの役割をするからです。 血流が悪くなると、疲労物質が回収されず、疲労物質が残っていることで筋肉のこわばりがとれずにますます血流が悪くなる、という悪循環から「こり」が起こってきます。 ですから予防としては、猫背などの悪い姿勢を避けることや、長時間同じ姿勢でいないこと、定期的(15分 - 30分ごと)にのびをして肩の筋肉を動かすこと、肩を冷やさないこと、などが考えられます。 パソコンに向かっていると、ついつい時間を忘れてしまいますよね。健康相談所のホームページも、時々のびをしたり、腕をぐるぐる回したりしながらご覧になってくださいね。 また、肩がこってしまった時は、筋肉を動かし、温めると効果的です。肩こりにはストレスも関係しているそうなので、あったかいお風呂にしっかりとつかって、マッサージやストレッチでリラックス、というのも寒いこの頃にはお勧めです。

おすすめ