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コラム「キャンパスCLINIC」

健康に生きるために

白金通信2015年12月号


 みなさん、健康に生きるためにゴハンをしっかり食べていますか? 健康を維持するためには、食事がとても大切です。
 私の父(84歳)は3年前に脳梗塞で倒れ、現在、自宅で介護しています。 失語症に失行、医師から脳の働きは0歳時程度と言われている状況です。 年々衰えながらもそれでも何とか健康を維持している理由は、1日3食きちんと食事を取っているためです。苦手なものも顔をしかめつつ食べています。
若いみなさんこそ、将来の自分のために、今を大切にするために、きちんと食事を取ってください。
ケイタイ代等のために食費を削るのは愚の骨頂です。これは将来の自分に対する投資です。 

朝食の大切さ
 
1日3食の中で、朝食が一番大切であると言われています。 1日のスタートがうまく切れるかどうかの分かれ目になります。 腹が減っては戦はできぬと古くから言われています。授業や様々な活動に集中するためにも、朝食を取ることは必要です。
 ガス欠では車は動きません。それと同じように、司令塔である脳に朝食で得たエネルギーが行かなければ脳がうまく働かず、集中力・活動力が鈍ります。 ご飯・汁もの・おかず3種(主菜1品、副菜2品)とまではいかないにしても、 おにぎり1個、野菜ジュース1本でもお腹に入れましょう。朝食をしっかり取って、元気に充実した1日を過ごしましょう。
 

自分の健康状態を知ることの大切さ
 
健康に生きるためには、自分の健康状態を知ることも大切なことです。 毎年の健康診断を受診することで自分の健康状態を確認できます。 健康の自己チェックは健康診断をきちんと受診することです。 毎年必ず行ってください。継続は力なりです。
 もし、「からだ」や「こころ」に悩みや不安が生じることがあったら、健康支援センターにおいでください。 さまざまな「からだ」や「こころ」の健康に関する相談に、医師と保健師が応じています。みなさんの心身の健康を保持・増進できるよう支援もしています。
健康は目に見えない財産です。健康は元気の源です。 アントニオ猪木氏も言っています。「元気があれば、何でもできる!」と。
健康に生きることでいろいろなことに挑戦して、充実した学生生活を送りましょう!


総合支援室次長 北村雅英

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