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2022年6月13日

野球部 春季リーグ入替戦 第2戦 VS帝京大学

6月12日(日)日本体育大学健志台球場で帝京大学(以下、帝京大)との入替戦の第2戦が行われました。
2勝先勝の入替戦。
昨日に勝利した本学野球部(以下、明学大)は1部昇格に王手をかけています。



試合は序盤から動きます。
先攻の明学大は、初回、ワンアウトランナー1,2塁とすると、4番山崎選手が初球をたたき、右中間2ベースで2点先制。
さらに1,3塁とし、6番石島選手のファーストゴロの間に3塁ランナーがホームイン。
明学大、今日も先手をとります。明学大3-0帝京大







明学大の先発は佐藤選手。
後攻の帝京大にツーアウトながら1,2塁とされると、5番打者にライト前タイムリーを放たれ、1点を返されます。
なおも2,3塁のピンチ。ここで続く打者は鋭い打球を放ちます。
これをショート近岡選手がダイレクトキャッチ。
明学大、ピンチを最少失点で切り抜けます。明学大3-1帝京大



2回表の明学大の攻撃。
8番近岡選手がセンターオーバーの打球で、一気に3塁を陥れると、9番篠原選手がセンター前にはじき返し、明学大追加点。
帝京大を再び突き放します。明学大4-1帝京大

その後、ワンアウト1,3塁となったところで、局地豪雨で試合がいったん中断します。
この間、会場提供の日本体育大学は観客の雨宿りのために施設を開放してくださいました。
また雨が止んだあとには、両チームの選手・スタッフも含めた懸命のグラウンド整備で試合が再開され、両チーム観客席からは大きな拍手が起こりました。



試合再開後、帝京大は投手を交代し、2回表の明学大の攻撃は1点止まりとなりました。明学大4-1帝京大
しかし、明学大は続く3回裏、6番石島選手のツーベースと送りバントでランナーを3塁に進めると、
帝京大のバッテリーエラー(暴投)の間に3塁ランナーがホームイン。5-1とリードを広げます。



一方の帝京大は、細かい継投策で徐々に試合の流れを引き寄せていきます。
5回裏、帝京大にワンアウト1,3塁とされると、レフト前ヒットを放たれ、5-2。再び3点差に詰め寄られます。
なおもピンチは続きますが、帝京大のヒット性の打球を、セカンド古谷選手がよいところに守っており、
この回を1失点で切り抜けます。明学大5-2帝京大



ピンチを切り抜けてベンチに戻る佐藤選手

その後は両校投手の投げ合い、また互いに好守が光り、両チーム無得点のまま、試合が経過します。





再び試合が動いたのは8回裏、帝京大の攻撃。
ここまで力投の佐藤選手は、ツーベースと四球で1.2塁とされると、続く打者にライト前へ運ばれ、タイムリーを許します。
しかしここで、明学大ナインは冷静に、バッターランナーを刺し、確実にアウトカウントを稼ぎ、最少失点でしのぎます。明学大5-3帝京大

2度のファインプレーをみせたショート近岡選手

そして試合は、明学大2点リードで、ついに9回裏に突入。
マウンドには2年生の原選手があがります。
ランナーを1人許しますが、着実にアウトカウントを増やします。
 


そして、最後の打者をライトフライに打ち取り、明学大は5-3で帝京大に勝利。
1部昇格を果たしました。





喜びに沸く明学大。
試合終了の挨拶後、金井監督が、関谷コーチが、胴上げで宙を舞います。



この日も球場に駆けつけた応援団が応援歌を演奏し、観客席を盛り上げます。



明学大、入替戦で見事2連勝。
来季は、2008年春シーズン以来の1部でのリーグ戦となります。


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