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2022年9月5日

野球部 1部リーグ開幕戦 VS東海大学

本学野球部が29季ぶりに1部リーグに帰ってきました。



9月3日(土)大田スタジアムで開幕戦が行われました。
対戦校は春季リーグの覇者、東海大学(以下、東海大)です。
この一戦に応援団も駆けつけ、観客席が一体となって、明治学院大学(以下、明学大)ナインを勇気づけます。



明学大の先発、佐藤選手は、初回の東海大の攻撃を三者凡退とします。
その裏、明学大は1番古谷選手がショートへの内野安打で出塁すると、3番斎藤将選手もヒットで続き、4番山崎選手がライト前へタイムリーヒット。
明学大、久々の1部リーグでも躍動し、先手をとります。明学大1-0東海大





次の1点をどちらが取るのか、両校、激しい攻防をみせます。
2回表、東海大の攻撃。
明学大は2,3塁まで攻め込まれますが、このピンチをなんとか切り抜けると、その裏、明学大は満塁のチャンスをつくりますが、追加点ならず。
それでも3回裏、明学大は再びチャンスを作り、ワンアウト2塁。
ここで7番近岡選手が3塁線を破るヒットを放ち、次の1点は明学大に入ります。明学大2-0東海大





5回表の東海大の攻撃。明学大はエラーからツーアウト満塁のピンチを迎えます、
カウントはスリーボール・ノーストライク、絶対絶命。
先発佐藤選手はなんとかツーストライクをとり、カウントを整えると、その後はファールで粘る相手打者と根くらべ。
最後はファーストゴロにきって取り、明学大、大きなピンチを切り抜けます。明学大2-0東海大





中盤以降、明学大打線は東海大の2番手投手を崩せず、我慢のイニングが続きます。
7回表、東海大は先頭打者がヒットを放ち、代走を起用。
そのランナーが盗塁を試みますが、捕手の坂本選手がこれを刺し、ピンチの芽を摘み取ります。



8回表も東海大はノーアウトからランナーを2人出し、ここで佐藤選手が降板。
リリーフの片渕選手がワンポイント登板でアウトを1つ奪い、左腕の大川選手がマウンドを引き継ぎます。
しかし、東海大に満塁とされ、捕逸で1点、犠牲フライで1点奪われ、同点とされます。明学大2-2東海大

なおも1.2塁のピンチに、後続打者がレフト前へヒットを放ちます。2塁ランナーは3塁を蹴ってホームへ。
途中出場のレフト山本選手がバックホーム、好返球。ホームタッチアウト。明学大、逆転は許しません。明学大2-2東海大





同点には追いつかれたものの、このいいムードを攻撃につなげたい明学大でしたが、8回裏の攻撃は三者凡退。
逆に9回表、東海大は先頭打者がツーベースで出塁し、明学大は再びピンチ。
続く打者にライト前へ打球を運ばれますが、ライト上野隆選手の鋭い返球で、2塁ランナーを3塁に釘付けにします。
ここでリリーフを投入し、必死の守りをみせる明学大。
しかし、続く打者にはセンターへ犠牲フライを放たれ、ついに逆転されてしまいます。明学大2-3東海大

9回裏の明学大は、先頭の代打水落選手が四球を奪い取ります。
これを足がかりに、反撃したい明学大でしたが、後続が倒れ、ゲームセット。



明学大、悔しい敗戦となりましたが、優勝校の東海大相手に一歩も引かない接戦を演じました。明学大2-3東海大

なお、首都大学野球1部リーグは、2戦先勝の勝ち点制とされています。
9月4日(日)の第2戦では、明学大1-2東海大 と惜敗し、勝ち点をとることはできませんでした。
しかしながら、1部優勝校相手に2戦連続の接戦を演じ、これからの活躍が期待されます。

次の試合は、9月10日(土)と11日(日)にバッティングパレス相石スタジアムひらつかで、日本体育大学と対戦します。

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