ラクロス部女子の新人戦サマーステージ(1年生大会)が開催されました。
予選リーグは 8月21日、25日。決勝トーナメントは9月7日の開催でした。
この大会、明治学院大学(以下、明学大)は2002年に1度優勝した経験があります。
敷浪ヘッドコーチからは、「今年の1年生はマネージャー4名を含めて21名、経験者が6名(そのうち
関東U18選抜出身者が4名)と逸材揃い。未経験者も運動神経がよく経験者が未経験
者を巻き込むような形でどんどんレベルを上げ、とても良いチームになりました」と
コメントをもらっています。
<予選リーグ>
明学大4-2明治大α
明学大10-1千葉大・東京理科大合同
明学大7-2日本女子体育大・学習院大合同
予選リーグの初戦で、優勝候補の明治大αと対戦。直前の夏合宿中に練習試合を行い
負けている相手でしたが、選手たちが見事な集中力を見せてくれました。序盤、相手の
強いプレッシャーをかわしながら支配を強め、3人目の動きで抜け出した水野亜衣奈さん
(46番)が先制ゴール。勢いに乗った明学は、立て続けに福本はるなさん(78番)、水谷
早希さん(68番)が得点を決め、前半を3-0で折り返します。後半立ち上がり、明治大の
連続攻撃を受けますが、ゴールキーパー佐用遥さん(23番)が好セーブを連発します。
相手が前がかりになりすぎた瞬間を逃さずカウンターで松井あかりさん(11番)が抜け
出てだめ押しの4点目。そこで安心してしまい集中が切れたのか、連続2失点をくらうものの
そのまま試合終了し見事勝利を収めました。
<決勝トーナメント>
一回戦:明学大4-1青山学院α
二回戦:明学大5-1埼玉大・東京家政大
準決勝:明学大7-3東京農大
決勝:明学大4-3立教
1回戦の青学大は優勝候補のひとつ。この試合も序盤主導権を握り、水野亜衣奈さん
(46 番)のゴールで先制します。そのまま勢いに乗り水野さん、松井あかりさん(11番)
のゴールで3-0で前半終了。 後半の立ち上がり、青学大の猛攻を受けます。岡田夏希
さん(48番)を中心に粘り強く守りましたが1点を返されます。その直後、さらに勢いに
乗った青学大が追加点を狙って打ったシュートを佐用遥さん(23番)がビッグセーブ。
切り替え早く、松井さんがパスを受け、さらにゴール前に走り込んだ水谷早希さん(68番)
へとつなぎ、だめ押しの4点目。試合はそののまま終了しました。
決勝の立教大は、U19日本代表選手を2人擁する優勝候補筆頭。序盤、一進一退の攻防を
みせますが、連続して2点を先制されます。その直後の攻撃で、パスワークから相手のギャップ
をつくり、そこに飛び込んだ福本はるなさん(78番)がゴールを決め、流れを取り戻し後半を迎え
ます。後半立ち上がりから立教大が押し気味に試合を進め、ジワジワと押し込まれ1点を取られ
ますが、その直後に福本はるなさんがゴールし、相手から流れを奪います。そして、残り1分に同点、
残り30秒に逆転のゴールを松井あかりさん(11番)が決め、見事逆転優勝しました。
大会MVPは決勝で試合を決めるゴールを決めた松井あかりさんが受賞しています。
(以上、1回戦青山学院大学戦)