11月29日(日)14時~、県営熊谷グラウンドで、今シーズンの最終試合、一橋大学(以下:一橋大)戦が開催されました。
明治学院大学(以下:明学大)は今まで5勝1敗、対する一橋大は4勝2敗と、どちらの大学も入替戦進出がかかっている
一戦になります。
好天のコンディションの中、明学大のキックオフで試合はスタート。
序盤の明学大は今までの試合同様にボールが手につかず硬くなっているように感じます。
開始6分、一橋大がシンビンで1名が10分間の退場。明学大は7分にPG(ペナルティゴール)で3点を先制します。
8分、一人少ない一橋大が明学大ゴール前に襲いかかります。7分間ほど明学ゴール前での展開が続きましたが、
明学大が反則をしても一橋大はPGを狙いません。反則に対してタッチキック、スクラムを選択してトライを取りに行きます。
15分、一橋大の執拗な攻撃でついにトライを上げられ、明学大3-5一橋大になります。
18分には一橋大の反則に、明学大はクイックプレイで左サイドにこの試合初のトライをあげ明学大8-5一橋大になります。
32分にもセンターの左サイドの突破からボールを展開、右サイドにトライ。難しいゴールキックも決め
明学大15-5一橋大になります。前半終了間際、「もうワントライとって突き放したい」と思っていた矢先、
明学大の反則から一橋大のタッチキック、ラインアウトから一橋大がトライをあげて前半は明学大15-10一橋大で終了します。
前半明学大はピリッとしません。
反対に一橋大はゴール前のPGを狙わず、トライを取りにいく戦法に徹底しています。
少々不気味な感じがしますし、明学大を研究しているように感じます。
後半に入り序盤から一橋大が明学大ゴール前に進みます。
4分、明学大がゴール前で反則すると、一橋大がこの試合初めてPGを狙います。簡単な位置でしたがこれが外れます。
試合が動かない状態が続くなか、後半14分、明学大が左サイドを突進、一橋大の反則もクイックスタートで試合を再開、
14番がトライを決めて明学大20-10一橋大と突き放します。
20分にも明学大が連続攻撃から19番がトライで明学大27-10一橋大とセーフティリードを上げます。
「残り20分だから50点を目指して欲しい」とスタンドから会話が聞こえましたが、その後の明学大は得点が入りません。
反対に、28分一橋大が明学大ゴール内に蹴りこんだボールがラッキーバウンドになり、一橋大がトライをあげ明学大27-15一橋大。
試合はそのまま終了になりました。少々、消化不良の勝利です。
6勝1敗で並んだ明学大と成蹊大の2大学が優勝の扱いとなり、12月12日(土)に開催されます入替戦に
進出することになりました。ただし、直接対決で敗れている明学大が2位の扱いになり、
入替戦ではAグループ7位の日本体育大学と試合を行なうことになります(12時~県営熊谷グラウンド)。
昨年同様に、入替戦に向けて有料チケットの無料配布、応援バスツアー(白金校舎と新宿駅発着)を行う予定です。
詳細は近日中に大学HPにてご案内しますので、そちらをご確認下さい。