参入戦3試合を1勝2分で勝ち抜いた明治学院大学(以下:明学大)サッカー部が、
11月21日(土)10時半~ついに入替戦(正式には昇格決定戦)の城西大学(以下:城西大)戦の
ステージに立つことになりました。場所は味の素スタジアム西競技場です。
明学大サッカー部は1981年に関東大学リーグのステージに立ちましたが1年で降格。
それ以来、関東大学リーグの舞台には立っていません。35年ぶりの昇格に向けて、
味の素スタジアム西競技場は明学大のサポーターで満員に膨れ上がっています。
試合は城西大のキックオフでスタート。開始早々の3分、明学大の20番(林さん)が、
相手とのボールに競り勝ち先制点を挙げます。幸先の良いスタートに明学大サポーターは大きく盛り上がります。
9分にも11番(大林さん)のシュート、10分にもロングシュートと明学大ペースで試合は続きます。
14分には反対に城西大のフリーキックを明学大GK(小林さん)がパンチングで防ぎます。サポーターにも緊張感が走ります。
18分には明学大のロングシュートからコーナーキックになりますが得点ならず。
21分のフリーキック、23分のクロスのボールをヘッドしますが、城西大GKが防ぎます。
反対に28分城西大の縦パス一本から得点を奪われ明学大1-1城西大と同点になります。
38分にも明学大はシュートを打ちますが力なく得点ならず。前半はこのまま終了します。
前半の後半からは城西大の攻撃時間が長く、40分には明学大がイエローカードを貰っているのも気になります。
サッカー部のスタッフからは「60点の出来。城西大は足元のプレイが上手いです。風も気になります」といったコメントも。
後半に入って城西大の動きが良くなります。8分城西大の縦パス一本でシュートを打つも枠に入らず。
9分にも城西大がシュート、城西大がフィニッシュで攻撃終了になるシーンが多くなっているように感じます。
その後は両チーム硬直した状態が続きます。30分に城西大は2人の選手交代。
32分には明学大39番(鳥谷部さん)から11番に繋ぎますがシュートは不発。
34分にも左サイドからシュートを打ちますが、ディフェンスに阻まれます。
38分には城西大もクロスからのボレーシュート、ところが得点にはなりません。
そして後半40分、明学大のシュートをGKがパンチング、跳ね返ったボールを明学大39番がヘディングで押し込みます。
明学大の追加点で明学大2-1城西大と再度リードします。この得点に城西大はオフサイドと猛抗議。ところが審判の判定は覆らず。
リードした明学大ベンチから激が飛びます。
ロスタイムは3分。
「早く終わってくれ!」と応援席、明学大イレブンも上手く時間を使います。城西大はしびれを切らして反則が多くなります。
そして、ついに試合終了。
観客席の大きな興奮、明学大ベンチからも歓喜の姿が見ることができます。
選手も喜びが見られますが、城西大イレブンと試合終了後の挨拶をするまで冷静です。
その後、現役応援席に向かってからは歓喜の選手団。お互いの抱擁のあとはマスコミにより写真撮影。
サポーター席前で表彰状を受け、サポーターに対しての挨拶と記念撮影と続きます。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/CK2015112202000177.html
試合終了後に感じたことですが、マスコミの取材が多く、コーチングスタッフ、主将をはじめとした選手が
インタビューを受けている姿が印象的でした。
関東大学リーグへの昇格により、我々が思っている以上にメディアへの露出度も上がるのでしょう。
翌日の東京中日スポーツでも大きく取り上げられていました。
なにしろ35年ぶりの快挙です。
関東リーグの道は険しいと思いますが、11人中10人が4年生だった城西大、一方で明学大は4年生が2名のチームでした。
得点をあげたふたりも1年生です。次年度に向けての伸びしろも大きいと思います。
大学としてもサッカー部を色々な面でサポートしてもらいたいと感じます。
皆さんも次年度のサッカー部を注目して、是非観客席で応援していただきたいと思います。
おめでとう! 体育会サッカー部!!