8月18日(木)16時半より、味の素フィールド西が丘で「第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会・東京都予選準決勝」が開催されました。
対戦相手は日立ビルシステム(以下、日立ビル)です。 明治学院大学(以下、明学大)は国士舘大学、駒澤大学、日本体育大学と関東1部
リーグ大学を撃破して当試合となり、あと2勝で「第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会」の出場が決定します。
試合前の豪雨によるコンディションの懸念の中、試合はキックオフ。序盤は明学大が押しており、日立ビルには関東1部大学のような守備の
プレッシャーはありません。明学大は25分にコーナーキックのこぼれ玉をシュート、26分にも13番の渡邊さんの左足のシュートがGK正面に、
と攻撃を続けますが得点には結びつきません。33分、34分にも11番の鳥谷部さんを基点に29番黒石川さん、26番八木さんのフィニッシュに
繫げますが得点はなりません。日立ビルの攻撃はカウンター、クロスボールを頭で合わせるセットプレイに注意が必要です。前半は両チーム
とも無得点で終了します。
後半に入り、5分に日立ビルがセットプレイからヘディングシュート。6分には明学大10番井出さんが左足のシュートを放ちますが、GKのパン
チングがクロスバーに当たります。そして14分に試合が動きます。日立ビルのスローイングを右サイドからセンターに持ち込み、そのまま
放ったシュートがゴールになります。日立ビルの先制です。20分にも日立ビルのシュートがバーに当たり、22分には明学大の黒石川さんの
シュートもバーに嫌われます。試合は明学大0-1日立ビルで終了・・・と思われたロスタイム、黒石川さんのコーナーキックを5番中川さんが
ドンピシャのヘディングシュートであわせます。明学大がギリギリで追いつきます。狂喜乱舞のサポーター席と明学大ベンチ。試合はこのまま
明学大1-1日立ピルで延長になります。
延長の前半は明学大の攻勢で、コーナーキック、フリーキックと攻め続けます。ところが5分、日立ビルのシュートからコーナーキックになり、
ニアポストの選手がヘディングで合わせて日立ビルが再度勝ち越します。
試合は延長の後半に入り1分。明学大の黒石川さんが相手ディフェンスに走り勝ち、そのまま持ち込んで左足のシュート、これが同点ゴールに
なります。後半10分はその後ゴールが入らずPK戦になります。