11月12日(土)11時半より、拓殖大学(以下、拓殖大)サッカー場で関東大学リーグの最終節、拓殖大戦が開催されました。
明治学院大学(以下、明学大)は勝ち点17で現在10位。11位が朝鮮大学(勝ち点17)、12位関東学院大学(同16)。
このうち降格は2大学。僅差で争って迎えた最終試合です。
試合は開始1分、明学大の黒石川さんが負傷退場。攻めのキーマンを失っての試合になります。
15分までは決定的なシーンはありません。拓殖大にファールが多いようにも感じます。
明学大は20分、セットプレイのボールを、ゲームキャプテンの横山さんが豪快に決めます。明学大の先制です。
30分には拓殖大の連続してのコーナーキック、シュートをディフェンス陣が防ぎます。
35分にも拓殖大のシュートに横山さんが体を張ります。41分、絶好のシーンを明学大は迎えましたがシュートが枠に入りません。
拓殖大は45分にもコーナーキツクからのヘディング、しかしバーに当たり得点にはなりません。
前半は明学大1-0拓殖大で終了します。
後半の4分、明学大はエースの行武さんが狙い済ましたシュートを放ちますがキーパーがセーブ。
5分にも明学大のロングシュートはキーパーの正面に。15分、両チームの攻守の切り替えが早いのですが、
拓殖大のボールの方が繋がっているようにも感じます。ただし、フィニッシュに持ち込めません。
試合は終盤45分、右サイドからのクロスを拓殖大がヘディング、キーパーがパンチングで防ぎます。
拓殖大はロスタイムもシュートを放ちますが枠をとらえません。そして試合は明学大1-0拓殖大で終了。
試合終了後、明学大は関東大学リーグ残留を信じて歓喜の渦にいましたが、
その後に開催された東京農業大学(3位)VS朝鮮大学(11位)の試合がまさかの1-5で朝鮮大学の勝利。
明学大が勝ち点では朝鮮大学と並びましたが、得失点差で「1」及ばずに、明学大の関東大学リーグ降格が決定しています。
35年ぶりの関東大学リーグでしたが、最終節で大きなドラマが待っていました。
サッカーの神様は厳しいです。
ただし、1年間戦い続けたサッカー部にとって得た経験は大きいと思います。
1年で必ず関東大学リーグに戻ってきて欲しいと思います。
なお、関東大学リーグの新人賞として、明学大の行武大希(社会学科1年)さんが表彰されています。
行武さんは得点ランキングでも7位(8得点)になっています。