7月22日(日)、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東、決勝戦の法政大学(以下、法政大)戦が
17時半より味の素フィールド西が丘で開催されました。
明学大は関東1部リーグ所属の大学に4連勝しての決勝です。観客席は満員です。
この試合、前日の明治大学戦で明学大はエースの行武さん、黒石川さんをが負傷退場。
決勝戦は両エースを欠いての戦いになります。
試合は明学大のキックオフでスタート。
開始10分、法政大はグラウンドを広く使って攻めてきます。
10分、法政大は右サイドからのセンタリングをヘッド。明学大の松田さんがキャッチします。
11分、明学大は右サイドから17番武田さんのクロス、11番の土屋さんに合いません。
12分、法政大のゴール正面からのシュートはポストを直撃。
試合は15分を過ぎますが、明学大のボール保有率は30%程度。法政大の陣地で明学大はボールが繋がりません。
16分、20分にも法政大はシュートで終わります。明学大はセカンドボールが拾えません。
33分、明学大は左サイドから初のシュートを放ちます。
40分過ぎても法政大優位ですが、得点は両チームゼロが続きます。
45分、明学大は土屋さんからボールを13番森山さんがヘッドで落としますが、武田さんの詰めに合いません。
ロスタイムに入り、21番鳥谷部さんが左サイドからゴール正面に。ペナルテイエリア内で倒され明学大にPKが与えられます。
8番の新井さんの左足がゴールネットを揺さぶります。明学大1-0法政大と先制です。
前半はここで終了いたします。
ハーフタイムに西村GMから「行武、黒石川の負傷欠場の穴をカバー出来るかが一つのポイントでした。
法政大の強力センターバック2枚に苦戦、攻撃の起点を構築出来ず、苦戦が続きましたが、前半終了間際、
素早いパス交換から相手のファールを誘うことが出来ました」といったコメントを貰っています。
試合は後半に。後半4分、明学大は新井さんのロングシュートでスタート。
10分、明学大は連続のコーナーキックからシュートを放ちますが枠に入りません。
15分、法政大は右サイドからのクロスを頭で合わせて同点ゴール。明学大1-1法政大となります。
法政大学は17分にも8番が右サイドで明学大の二人のディフェンスを個人技で抜き去りシュート。
目の覚めるようなプレイで明学大1-2法政大と逆転されてしまいます。
18分明学大は右サイドからフリーキック。ゴール前で森山さんがシュートを打ちますがポスト左に。
27分、明学大はゴール前で森山さんがヘッドで落とし武田さんがシュート。
ゴール左のネットが揺れましたがボールはゴールマウスの外。
30分にも21番鳥谷部さんが左サイドからセンターに、右足のシュートは枠に収まりません。
34分、38分にもシュートチャンスがありますが生かせません。
40分、明学大の右サイドでのフリーキックは新井さんから4番の澤田さんに、法政大GKはパンチで防ぎます。
44分には反対に法政大のシュートを明学大の守護神松田さんがパンチ。
ロスタイムは4分と表示。ロスタイムに法政大ゴール前で数回の連続シュート、枠に行かずディフェンスに当たります。
天を仰ぐ明学大の鈴木監督。そして終了のホイッスル。
試合は明学大1-2法政大で終了していますが、明学大の観客席からは盛大な拍手が鳴り響いていました。
試合後、西村GMより
「後半の立ち上がり、失点するまでの時間に攻勢に転じるチャンスがあったにも拘わらず、このチャンスをものに出来ずに連続失点。
あの場面で追加点が取れていれば結果は変わっていたと思います」とのコメントが。
後半、明学大は無得点でしたが随所に良いプレイを見せてくれました。
試合後は閉会式があり、主催者側より明学大サッカー部の健闘をたたえたコメントに対して会場では大きな拍手が鳴り響いていました。
また、高橋主将とGKの松田さんが選手を代表して表彰を受けました。
なお、2018年度 第42回 総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントは8月31日(金)からスタートしますが、関東第2代表になりました
明学大は1回戦はシードの扱いで、9月3日(月)に初戦を迎えます。