学びに基づくボランティア実践 ~受賞者から学ぶ~



2017年11月、大学での学びとボランティア実践を意識して関連づけ、どのように連携させたかを発表する「学びに基づくボランティア実践プレゼンテーション大会」がおこなわれました。
この大会は、「明治学院大学教育連携・ボランティア・サティフィケイト・プログラム」の関連企画として、在学中に、学部学科の授業における学びと自身がおこなったボランティア実践を意識して関連づけ、それらを深めた学生に発表の場を提供しようと開催されたものです。


    【学長賞】
 国際学科4年 大竹菜緒さん

最優秀の学長賞に選ばれたのは、国際学部国際学科4年の大竹菜緒さん。
彼女がどのようにして「学び」と「ボランティア実践」の双方を深め、連携させてきたのかをご紹介します。

大竹さんは、学部学科の講義の受講や、ゼミでの校外学習を通して知識や経験を積んだ後、さらに視野を広げようとおよそ1年間ヨルダンに滞在。シリア支援団体で、ボランティア活動に従事しました。ヨルダンに避難しているシリア人の家庭を訪問するなどして現状の把握に努め、今も難民支援のあり方を考え続けています。

「大学の学び」×「ボランティア実践」とは?

「大学での学び」と、校外での「ボランティア実践」を連携させるとはどういうことか?
言葉ではイメージはできるけれど、実際にどうすればよいのだろうか?
難しそうだけれど、私にできるだろうか・・・
そう不安に感じている学生の方も多いと思います。

そこでこの度、プレゼンテーション大会で学長賞を受賞した大竹さんの成長の軌跡を元に、「大学での学び」×「ボランティア実践」とは具体的にどのようなものか、一つの事例をご紹介します。

「大学での学び」

・「ボランティア学を受講」。国内外のNGOの事例を学ぶ。
・「社会調査法」を受講。多様な社会に対する観察・分析法を学ぶ。
・「ゼミの校外実習」でヨルダンに赴き、シリア難民の生活状況調査をおこなう。

「ボランティア実践」

・シリア支援団体「サダーカ」の活動で約1年ヨルダンに滞在。シリア難民の家庭訪問を通じて現状を把握し、SNSなどでの情報発信をおこなう。

更なるステップへ

・卒業論文の執筆。
 孤立する都市部の難民に対する支援策の一つとして、「傾聴」に特化するボランティアの必要性を提案。
・将来は、国際協力(特に人道支援)の現場で活動できればと考えている。



教えて!大竹さん

Q.ボランティアを通じて培ったものは何ですか?

物事を進めるにあたって、目的と目標、そして的確な手段を意識できるようになったことです。

Q.大竹さんにとってボランティアとは?

「ボランティア=無知を知ること」
ボランティアは無償だからこそ、やる気さえあればどんな活動でも参加することができるのが大きな特徴だと思っています。
一方で、新しい世界に飛び込んでみるというのは、自分がまったく知らなかった世界を見るということでもあると思います。その中で、自分は何も知らなかったんだと反省し、それを糧にまた活動に向き合うことが、自分にとってのボランティアだったかなと思います。

Q.今後の展望や、夢を教えてください。

壮大な夢ですが、紛争のない社会を実現するために、これから時間をかけて知識と経験を増やし、少しずつ貢献できたらと思っています。

Q.これから「大学の学び」×「ボランティア実践」に取り組もうとしている学生にアドバイスをお願いします。

私の場合、ただ大学の机上で勉強するだけでは、現実社会との繋がりが見えづらく、モチベーションが保てなかったと思います。
ボランティアは大学という枠を超えて外の社会を見られる機会だと思います。明学はそれができる環境が整っていると思うので、是非活用してみてはいかがでしょうか。

※大竹さんのインタビューをもっと詳しくお読みになりたい方はコチラ


今回、大学での学びとボランティア実践を関連づけ、自身を高めていった大竹さんの事例をご紹介しました。
授業やゼミの活動で抱いた問題意識を大切にし、より深く知るためにヨルダンで長期の活動をおこなった大竹さん。学びの種を育て、自らの活動を通じて「経験」という花を咲かせています。今後、更に大きな実を結ぶことでしょう。
みなさんも、自分ならではの「学び」と「ボランティア実践」を連携させ、充実した大学生活を送ってみませんか。



※学びに基づくボランティア実践プレゼンテーション大会※
本大会は2016年に新たにはじまった「明治学院大学教育連携・ボランティア・サティフィケイト・プログラム」の関連企画として、3、4年生を対象に開催しました。
在学中に、学部学科の授業における学びと自身がおこなったボランティア実践を意識して関連づけ、双方を深めた学生に発表の場を提供するとともに、優れたものに学長による賞を授与するものです。


プレゼン大会の様子

発表をする大竹さん

パワーポイントで発表

第2回学びに基づくボランティア実践プレゼンテーション大会結果

明治学院大学教育連携・ボランティア・サティフィケイト・プログラム

お問い合わせ先

ボランティアセンター

  • 白金キャンパス 本館1階 TEL 03-5421-5131 (月~金 10時~17時)
  • 横浜キャンパス 4号館1階 TEL 045-863-2056 (月~金 10時~17時)