「ボランティア実践」と「大学の授業」をつなぐプログラム
「大学の授業」と「ボランティア実践」をつなぐ「明治学院大学教育連携・ボランティア・サティフィケイト・プログラム」。ボランティア実践と正課教育を連携させた明治学院大学独自のプログラムです。1. 所定のボランティア実践、2. ボランティア実践と結びつけた3科目以上の単位修得、3. 実践と大学における学びを結びつけるインテグレーション講座の受講を経て、サティフィケイト(修了証)を取得することができます。2016年度よりスタートしたこのプログラムは、2019年3月に初の修了生12名を輩出しました。

明治学院大学オリジナル「サティフィケイト(修了証)」取得までの要件
以下01.~03.の要件を3年間で満たし 、認証を受けた学生に、サティフィケイト修了証を授与します。
申込み資格


- 1、2年生全学部学科対象
- プログラムの参加に必要な個人情報の提供を承諾できること
入学からサティフィケイト修了証取得までの期限は在籍状況にかかわらず入学年度より5年までです。
まずは、ボランティアポータルサイトから申し込みしてください。申し込みには期限があります。申し込みの開始はポートヘボンでお知らせします。
※本プログラムの登録・認証申請にあたっての費用は無料です。
01. ボランティア実践(入学後、135時間以上の実施)


入学後、135時間以上のボランティア活動をします。例えばこちら。
- 「 1Day for Others 」への参加・リーダーとしての活動
明学生が社会に飛び出す 1 日社会貢献プログラム。 毎年700人以上 が参加しています 。
- 教員が推薦したボランティア活動
先生から勧められたボランティアも対象になります 。授業の単位として実践した時間は除きます。
- 自主ボランティア活動
ボランティアセンターが関わっていない、学内外の活動も対象になります。
02. インテグレーション講座の受講(全4回)


「ボランティア実践」と「大学における学び」を結びつけるのがインテグレーション講座です。それぞれ異なる4つの テーマの講座の受講が必須となります。
インテグレーション講座はボランティアポータルサイト から申込をしてください。
日時・場所は決まり次第ポートヘボンでお知らせします。
「大学での学び」と「ボランティア実践からの学び」の違いについて理解します。
「ボランティア実践」と「大学での学び」を結びつけるとはどういうことか、レクチャーや先輩学生によるプレゼンテーションを通して理解を深めます。
提出物 :ワークシートを講座終了後に提出
自分の「ボランティア実践」と「大学での学び」を結びつけるために、レクチャーやプレゼンテーション 、ディスカッションを通して考えます 。
要件:ボランティア実践を50時間以上実施済みのこと
提出物 :ワークシートを講座終了後に提出
本プログラムで行った自らの「ボランティア実践と大学での学び」の成果をプレゼンテーションし、最終報告書の提出を行います。
提出物:最終報告書を提出すること
03. 大学の授業の履修(ボランティア実践と結びつけた3科目以上の単位取得)


ボランティア実践と結びつけた3科目以上を単位取得することが必要です。科目の指定は自らで行いますが、そのうち 1 科目以上は学科科目もしくは明治学院共通科目の応用・発展科目であることが必要です。2019年度生以前の学生は、各年度の「明治学院大学教育連携・ボランティア・サティフィケイト・プログラム」ハンドブックに記載された指定科目の単位修得 合計 16 単位以上 が必要です。
先輩たちが履修した授業
-
-
SKさん(文学部フランス文学科)の場合
児童館での子ども支援×「フランス社会の諸相A、B」
日本とフランスの子ども支援の政策を比較して、今後の子ども支援のあり方を考える
-
-
TYさん(経済学部経営学科)の場合
東北での復興支援活動×「経営組織論」「マーケティング」
ブランドマネージメントの考え方を生かして、学園祭等での東北の特産物の販売活動を行う
-
-
YMさん(国際学部国際学科)の場合
地方でのアート作品を活用した地域活性化×「日本経済論」「民俗学」
経済論的視点や民俗学の考え方を地域活性化の活動実践で生かす
サティフィケイト(修了証)の申請


①インテグレーション講座の受講(全4回)
②ボランティア実践(入学後、135時間以上の実施)
③授業の履修(ボランティア実践と結びつけた3科目以上の単位取得)
以上の3つの要件を満たしたら、「申請書」を提出します。認証されると本学独自の「修了証」が授与されます。修了証は和文と英文の2通を受け取ることができます。3月には授与式が行われ、授与される学生が一同に集り一人ずつに手渡されます。