社会福祉学科

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現代社会において多様化する社会問題を解決するために、社会福祉の役割はますます重要になってきています。社会福祉学科では、基本的人権と人間の尊厳の視点から、人々の生活課題を科学的に分析し、それらを解決するために、個人を支援し、より良い社会を創り上げていく方法を探求しています。誰もが安心して暮らせる社会のために多角的に力を尽くせる人材を育てます。

Social Work

社会福祉学科の特徴

4年制大学での福祉の学びは、社会制度の中でどのような社会福祉のカタチが必要とされているのか考察し、多様化する支援の在り方を探究、実践することにあります。

就職率は96%企業や公務員など幅広く活躍

社会福祉士や精神保健福祉士、社会福祉主事、特別支援学校教諭、福祉専門職公務員など資格を活かした仕事に就いています。さらに、人とのつながりを大切にできる福祉マインド、コミュニケーションスキルなどが評価され、一般企業、一般の公務員など、その活躍の場は広がっています。

1年次から始まる少人数教育

1年前期の「アカデミックリテラシー」で、文献講読の技法、他者に報告するプレゼンテーションの方法などを学びます。後期には「基礎演習」が開講。社会福祉の基本文献を実社会と照らし合わせながら学びます。

段階的に学び将来像を明確にする

1年次には社会福祉の基礎を学ぶと共に、実践現場や、NPO、国際協力の分野で働く方々の講義により、理解を深め、多岐にわたる進路について自身の興味と照らし合わせて考えます。2年次からは、将来に直結する2つのコースに分かれて学習します。

社会福祉分野での専門職を目指す[ソーシャルワークコース]

社会福祉士、精神保健福祉士の国家資格の取得を目指し、ソーシャルワーカーとしての実践力を身につけるためのコースです。

2年次から福祉現場で学び適性に合わせた専門実習へ

「ソーシャルワークコース」では、明治学院大学社会福祉学科ならではの取り組みとして、専門実習に先駆け、2年次に福祉の現場に触れる基礎実習を行っています。これにより、子ども、高齢者、障害者、医療、低所得、女性、精神保健の分野から、自分に合った分野を選んで専門実習に取り組むことができます。

“福祉マインド”を持って活躍する人材を育成する[福祉開発コース]

幅広い視野から社会をより良くするための福祉を学び、国内外の多様なフィールドで活躍できる能力を身につけるコースです。福祉マインドとさまざまな能力を培った卒業生は、一般企業や公務員、特別支援学校の教諭、NPO・NGOなどで活躍しています。

ヨーロッパやアジアへ。多岐にわたるフィールドワーク

「福祉開発コース」では、2年次にフィールドワークが設けられています。グローバル協働エリアでは、ヨーロッパやアジアを主なフィールドとして海外の福祉課題と取り組みを視察。コミュニティ創生エリアでは、国内の限界集落での調査などを行います。社会イノベーションエリアでは、NPO、NGOなどを訪問し経営の実態を理解します。この体験が、3・4年次の演習を充実したものにします。

4年間の流れ

カリキュラム

※年次は、当該科目を履修できる最低年次を表します。
※教職課程についてはこちらをご覧ください。
※ヘボン・キャリアデザイン・プログラムについてはこちらをご覧ください。
※2016年度開講科目です。実際のカリキュラム・科目名は変更の可能性があります。
※開講科目は上記以外にもあります。詳細はシラバスをご確認ください。
※社会福祉士、精神保健福祉士資格取得に必要な科目設定がされています。

主な科目紹介

ソーシャルワーク1

他者を援助することの意味を考察し、対人援助の技術を支える援助理論やその体系、ソーシャルワークの基本的枠組みと価値・倫理などを学習していきます。

児童福祉論

現代社会の児童問題と児童福祉の全体像を把握します。特に社会的介入が必要な児童虐待などの問題について、実践事例も参考にして対応方法を探っていきます。

社会福祉調査

社会福祉調査の概要と技術について、統計調査や事例調査の特質、標本抽出方法、調査票の設計、質的データの収集・分析など実際の調査をもとに学びます。

社会起業論

現在、市場と福祉、営利と非営利の境界が揺らいでいます。その境界上で活動する社会的な事業体について、海外の事例も踏まえながら特徴や課題を検討します。

福祉開発概論

日本の社会、諸外国の社会、国際社会が直面しているさまざまな福祉問題とその取り組みについて学び、人々に優しい社会を開発していくために何が必要か考えます。

高齢者福祉論

高齢者の生活実態や社会情勢、現代社会における高齢者福祉の意義や諸問題を理解し、関連法体系や介護保険制度の概要とサービス・専門職について学習します。

国際社会保障論

国際社会保障の理念、構造、そして現状を検討します。国内問題に終始しがちな福祉領域にあって、国際化を考察し広い視野で福祉のグローバル化を理解します。

医療福祉論

日本の医療供給システムについて、歴史的経緯を踏まえた上で現状を理解し、考察します。また病を持つ人の生活課題に対する、専門的な支援展開の在り方を探ります。

主な演習(ゼミナール)テーマ

  • 児童相談所や児童養護施設での実習を通して、現代の児童問題を考える
  • リハビリテーションセンターや地域生活支援施設での実習を通して、地域で暮らす障害者の生活課題について考える
  • 地域包括支援センター、特別養護老人ホームでの実習から、高齢社会の問題について考える
  • 医療機関での実習から、患者と家族の退院支援や地域生活支援について考察する
  • 精神科病院や生活・就労支援事業所での実習から、精神障害者の地域生活支援について考える
  • 福祉先進国から開発途上国まで、海外の社会福祉について考察する
  • 離島や限界集落など、農山村地域と都市部の地域福祉について取り上げる
  • ホームレスなどへの社会福祉支援への参加を通して、貧困問題について考察する
  • 「社会的起業」とは何か。多様なNPOやNGOの活動への参加を通して学ぶ

私の学び


木本 理紗(KIMOTO, Risa)
社会福祉学科 4年次
神奈川県 南高等学校出身

相談援助技術を学びたい

友人の相談にのることが好きで、社会福祉学科では相談援助技術を学べると知り、ぜひ大学の4年間をこの学科で過ごしてみたいと思い入学しました。2年次からはソーシャルワークコースで学んでいます。

多様なチャレンジの4年間

この4年間で、ノートテイク、社会福祉実習、インターンシップ、公務員セミナー、韓国語講座など、さまざまなことに挑戦することができました。特に印象に残っているのは、地域活動支援センターでの実習です。授業で学んできたことの実践として現場に立ったことで、利用者の方々への支援のやりがいを感じ、社会福祉職を目標とするようになりました。

福祉職職員として役に立ちたい

3年次からのゼミでは、座学だけでなくフィールドワークやロールプレイにも取り組むなど、多様な方法で公的扶助や相談援助技術を学んできました。この活動によりソーシャルワーカーとしての精神が培われたと感じています。卒業後は、地方自治体の福祉職職員として仕事に就くことが決まりました。福祉事務所のソーシャルワーカーとして、多くの人たちが抱えている困難を解消するために力を尽くしたいと考えています。

履修モデル(3年次秋学期)

卒業後の進路

約3割の卒業生が、高齢者・障害者・児童などの社会福祉関連事業所、地域の社会福祉協議会、福祉事務所、児童相談所などの行政機関、病院の相談援助部門など、社会福祉分野の幅広い職種へ進んでいます。また、金融・保険をはじめ、各産業での福祉関連部門も拡大しており福祉企業も含めてさまざまな民間企業への就職も増加傾向にあります。さらに、公務員やNPO法人、教員(特別支援学校教諭も含む)や大学院の道へ進む人もいます。

主な就職先(2013~2015年度)

べネッセスタイルケア/(社福)横浜市リハビリテーション事業団/(社福)救世軍社会事業団(/社福)川崎市社会福祉協議会(/社福)全国社会福祉協議会/日本赤十字社/みずほフィナンシャルグループ/三井住友銀行/三菱東京UFJ銀行/静岡銀行/千葉銀行/SMBC日興証券/あいおいニッセイ同和損害保険/ソニー生命保険/横浜信用金庫/三菱UFJニコス/三菱UFJモルガン・スタンレー証券/住友生命保険/第一生命保険/中央労働金庫/東京海上日動火災保険/日本生命保険/明治安田生命保険/神奈川県教育委員会/東京都教育委員会/独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構/ウイングル/横浜市役所/竹中工務店/積水ハウス/JALスカイ/JTBグループ/エイチ・アイ・エス/ANAエアポートサービス/近畿日本ツーリスト/全日本空輸/日本郵便/資生堂/富士ゼロックス/アサヒビール
2016年3月7日現在

入学試験制度一覧

入学案内 (入試情報)にてご確認ください。