明学・大槌町吉里吉里復興支援プログラムブログ

2016年9月21日

2016年 ふるさと科

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

9月6日から8日にかけて行いました、ふるさと科の活動について報告させていただきます。
ふるさと科は大槌町が震災後に導入した小中学校の復興教育で、子ども達に吉里吉里や大槌の文化・伝統を知ってもらうことを目的としているものです。ふるさと科では地域の方々が授業に参加して直接教えています。今回私たちは吉里吉里学園小学部3年生の授業に参加させていただきました。

9月6日(火)
午前中は、吉里吉里学園小学部にて3年生の2時間目と3時間目の授業に参加しました。2時間目は体育の授業でリレーとドッヂボールを子ども達と楽しみました。3時間目はふるさと科の授業で、地域の方と明治学院の学生が共同で製作し、昨年完成した『吉里吉里カルタ』を使用して、カルタ遊びと吉里吉里語について疑問点のまとめを行いました。カルタ遊びは3つのグループに分かれて、明学生が主となって進めていきました。カルタ遊びをしながら、そのカルタに関連した○×クイズを出題したことで、子ども達は楽しみながら吉里吉里語の疑問を発見することが出来ていたと思います。吉里吉里の伝統芸能に関連した話題は子どもたちの方が詳しくて、逆に私たちに教えてくれたことや、カルタの札を取るスピードがみんな早かったことが印象的でした。
昼食をとったあとは、翌日のふるさと科の授業でお世話になる地域の方のお宅に訪問し、顔合わせを行いました。
その後、8月の夏活動でもお世話になったおらが大槌さんが、震災当時の様子をお話ししてくださいました。実際に吉里吉里を歩きながらお話ししてくださったので、当時の情景を想像しながら吉里吉里についても知ることが出来ました。
そのあと大槌学園のプレハブ校舎に移動し、吉里吉里学園の元校長先生でいらっしゃる沼田先生にお会いしました。プレハブ校舎内に入らせていただき、大槌学園の先生からお話を伺うことが出来ました。
沼田先生とともに私たちの宿泊先である波板交流センターに戻り、沼田先生から震災当時の子ども達の様子や学校再開についてのお話を伺いました。
とても内容の濃い、充実した活動初日になりました。

9月7日(水)
2日目も午前中は、小学3年生の2,3時間目の授業に参加しました。この日は2時間ともふるさと科の授業で、2時間目は3時間目に行う地域の方へのインタビュー時の注意事項確認と、練習を行いました。3時間目は地域の方お二人に子ども達がインタビューをしました。2つのグループに分かれ、明学生が進行しました。子ども達自身が疑問に思ったことを、1人1回は自分で質問をすることが出来、また地域の方からも満足したとのお声をいただき、とても充実した時間になりました。
午後は、吉里吉里の地域の方々と多くの出会いがありました。吉里吉里カルタにも出てくるわかめの芯さきを行っているところにお邪魔させていただき、実際に体験させていただきました。貴重な体験ができとてもうれしかったです。

9月8日(木)
最終日は2時間目がふるさと科の授業で3時間目は書写の授業でした。ふるさと科では2日間のまとめの絵日記を書きました。それぞれが印象に残った吉里吉里語についてまとめられていてうれしかったです。
事前の予定では、午後吉祥寺にて碇川前町長のお話を伺うことになっていましたが、台風に関する悪天候が夜予想されたため、急遽夕方発の新幹線で東京に戻ることになりました。

3日間を通して、まだ吉里吉里に行った回数の少ない私自身も吉里吉里の文化や吉里吉里語についていろいろなお話を伺えたことで、多くのことを知ることが出来ました。子ども達からも、色々知ることが出来て楽しかった、もっと聞きたい、使ってみたい、などの感想を聞くことが出来てよかったと思います。
また、地域の方々と触れることの多かった3日間となりましたので、改めて吉里吉里の良さ、吉里吉里の人の温かさを知った活動になりました。
今回経験したこと、学んだことをこれからの活動に活かしていきたいと思います。

今回も多くの方々にお世話になり、心より感謝申し上げます。引き続き活動へのご協力をよろしくお願い致します。

社会福祉学科1年
渡邉日向子