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学長のまなざし

学長の松原康雄です。ここでは、学長としての考えや活動内容、また教員としての活動についてお知らせしていこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。

松原康雄

2016年4月、明治学院大学学長に就任。
社会学部社会福祉学科教授。専門は児童福祉。

2018.07.14

課題意識の継続

目黒の女児虐待死報道がなされて、関係機関の対応や虐待への介入システムの在り方などが問われています。幼い命を救えなかったことは、この分野の研究にたずさわる者としても残念でなりません。ご冥福をお祈りしたいと思います。虐待を防ぐためには、命を守ることはもちろん、子どもの成長・発達を保障し、家族あるいは里親や施設等を社会全体が支援していくことが重要です。目黒のケースをきっかけにして、支援や介入に関する新た […]

2018.06.02

継続する力

前回に引き続き「力」シリーズです。 先日、健康支援センターがサポートする「禁煙マラソン完走者」(正式名称 禁煙プログラム達成者)である学生2名の表彰をし、しばし歓談をしました。彼らは教職をとっているため、教育実習、教員採用試験勉強あるいは就職活動などストレスのたまる日々の合間で、90日を超える禁煙を達成しました。CO濃度も0ppmに変化しています。なによりも、禁煙マラソン2か月目あたりがつらかった […]

2018.04.26

脱力する力

新年度が始まり、新入生や新社会人の方々は新たな環境に慣れることや、自分の「立ち位置」を定めることに苦労されているかと思います。そのような状況のなかで励ましのメッセージではなく、「脱力」の大切さをお伝えしたいと思います。 例えば、私は、学生時代、長期休暇などをねらって旅に出ていました。どこにいくというのではなく、旅立ちの日にどのターミナル駅に行くかをランダムに決め、そこから長距離列車に乗っていました […]

2018.03.09

忘れない

2000年6月に、私は大学・大学院時代から兄事していた先輩であり、職場では同僚であった本学教員の死を経験しました。寂寥感、現実ではないのではないかとのあきらめきれない気持ちが混在し、かなり落ち込んでいました。そんな折、卒業生の一人が、「人の記憶から消えてしまうことが、その人の本当の死なのだ」という言葉を与えてくれました。追悼文集を出し、いまでも続く命日前後の墓参りをすることで、彼は私の記憶のなかで […]

2018.02.20

ヘボン博士の挑戦

近くの児童福祉施設理事会出席のおり、少し時間に余裕があったため、本学ホームページに掲載されている「ヘボンの足跡を訪ねて」の山手コース に紹介されている山手ヘボン邸跡に行ってみました。現在門扉の内側は取り壊され、新しい建物が建つようですが、写真のようにヘボン博士邸を紹介したレリーフは残っていました。新たな建物でも、これが残ると良いなと思っています。写真は、その近辺を撮影しながら散歩していた男性にシャ […]

2018.01.29

子ども達が教えてくれたこと

私の専門は、児童福祉論です。何年か前に、さまざまな理由で家族と生活を中長期的にできない子どもが生活する児童福祉施設に外部評価(福祉分野では第三者評価と言います)を導入するためのプロジェクトに参加したことがあります。 当事者である子どもの意見をどのように把握するか検討をした際、直接子どもに話を聞いてみる方法も試みられました。ある施設に訪問して、年代ごとに面談し、生活のことや施設職員の対応などを聞き取 […]

2017.12.21

1年の終わり

皆様、慌ただしいなかにも、すてきなクリスマス・シーズンと年末をお迎えのことと思います。 本学では、今年5月に難民を対象とする推薦入学制度「UNHCR難民高等 教育プログラム」に関する協定を、本学、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)、国連 UNHCR協会との3機関で締結しました。この協定により、毎年1名の難民学生を明治学院大学が受け入れ、入学金・学費を全額免除します。また、毎月の修学助成金を支給 […]

2017.11.21

「コンダラ」の重さ

皆さんは、「コンダラ」をご存知ですか。知らないですよね。なぜなら、「コンダラ」は、次のような誤解に基づく思い込みから生まれた産物なのですから。 「巨人の星」は、一世を風靡したアニメですが、テレビ放送のテーマソングの冒頭に「思い込んだら試練の道を・・・・」という歌詞が出てきます。このシーンでは主人公が、グラウンド整備用のローラーを一人で引いており、ある人がこのローラーを「コンダラ」と思いこみ、さぞか […]

2017.10.13

Do Good for Others

10月2日、本学と日本赤十字社との間で結ばれている連携協力の一環として国際赤十字・赤新月社連盟のエルハジ・アマドゥ・シィ(Elhadji Amadou Sy)事務総長が本学を訪問され、講演をしてくださいました。当日は、日本赤十字社社長/国際赤十字・赤新月社連盟会長の近衞忠煇さんや、ジャン=フランソワ・パロ駐日スイス大使ご夫妻にもご参加いただきました。大学生のみならず、高校生、地域住民の方々など15 […]

2017.09.01

風穴

標題は「かざあな」ではなく、「ふうけつ」と読みます。 本年も、本学の協働連携先である長野県小諸市主催の島崎藤村文学賞授賞式、藤村忌に出席してきました。文学賞授賞式では、中高校生の文章力の豊かさに感動しました。また、小泉俊博小諸市長との歓談では連携に関する多くのヒントをいただき、そのフランクなお人柄に改めて感じ入った次第です。 さて、小諸市では「第4回全国風穴サミット」というイベントが9月に開催され […]

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