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学び

本田悦朗法学部客員教授を表敬。 本田先生が語るグローバル人材とは

3月18日に、松原康雄学長(当時副学長)と渡辺充副学長(同法学部長)が、在スイス特命全権大使兼内閣官房参与であり、本学法学部客員教授の本田悦朗先生を官邸に訪問し、懇談を行いました。

本田先生は大蔵省に入省後、外務省への出向や、ソビエト・アメリカの在外日本大使館での公務などさまざまな経験をされています。また、国際機関での経験も多く、世界銀行や欧州復興開発銀行の日本代表理事も務められました。

国際的に活躍される先生はグローバル人材について「大きく2つの種類の人材があり、ひとつは日本人として日本の国益を支える人材であり、ひとつは国益を超えてコスモポリタンとして活躍できる人材であろう」とされます。そして「前者は、日本の文化・伝統・地域の特色等を理解して日本を背負っていくため、日本語をきちんと理解し、日本人アクセントの英語を気にせず、堂々と、内容をしっかり相手に伝えられる人材である」と、アイデンティティを持った人材の育成について語られました。

また、若い内に世界に飛び出し、考え方の違う人々と交流してみることの大切さについても言及。ご自身も大蔵省時代に、自ら外の世界を積極的に体験したことが、今の自分に繋がっている、と学生への熱いメッセージをいただきました。

(2016年7月1日)

本田先生と官邸で(左より、松原学長、本田先生、渡辺副学長)

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