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学び

社会学部社会学科【元森絵里子ゼミナール】

「多様な子ども時代」を考える

子ども時代をどう考えるか。元森ゼミでは、「貧困家庭の子ども」「在日外国人の子ども」などあらゆる可能性を考えて、標準的なイメージとは異なった「多様な子ども時代」を探ることを目標にしています。私は、教職課程を履修する中で、学校の枠にとらわれず、幅広い社会からの視点で子どもや教育を分析したいと思いこのゼミを選びました。

普段の授業以外では、ゼミだからこそ行ける場所を訪問する機会があります。私を含めた14年度生は、昨年度「児童養護施設」を訪問しました。また、1つ下の15年度生は、今年度「みなと子ども食堂」への現場訪問を通して、学びを深めました。

元森ゼミの大きな特徴として、「社会学日記」があります。これは、子どもに関わる話題だけでなく、社会学的に感じたことや時事問題の分析等を毎週e-Learning上のスレッドに記入します。私自身、2年間の投稿を通して、普段の何気ない出来事やニュースを学問的に分析する面白さを感じました。投稿後に先生からいただく返信は、新たな視点の構築につながります。

元森ゼミは、先生から課題が与えられるのを待つ場ではなく、自らが問題意識を持って設定したテーマを研究する場です。「子ども」について興味がある人だけでなく、主体的な学びを実践したい人にもおすすめのゼミです。

学生広報委員
山田瑞樹(社会4年)


古典文献の輪読、バーベキュー、花火・・・濃密な夏合宿を行った15年度ゼミ生

 

白金通信2018年3月号(No.493) 掲載

 

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