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ボランティア

【1 Day for Others】「ボランティア」から新しい発見をしよう!

「ボランティア」。この言葉を聞いてどう感じますか? 大学生になり、新たなことにチャレンジをしてみたい。そんな希望を胸に抱いている方も多いと思います。

ボランティアセンターではボランティアを実践し、身をもって社会課題を感じとることで、新たな発見をしてほしい、正課での学びを深めてほしいとの考えから1日で体験できるボランティアプログラム「1 Day for Others」(通称:1Day)を提供しています。

そんな「1Day」も今年で、8年目。年々参加者も増加し、昨年は750名を超えました。なかにはこの「1日」がきっかけとなり、継続的な活動に取り組む人、自ら見つけたインターンにチャレンジする人もいました。
今年度も5月から順次、バラエティ豊かな約50のプログラムを実施予定です。興味のあるプログラムを選んで、「1日ボランティア」「1日インターン」を体験してみましょう。あなたの「ボランティア」に対するイメージが変わるかもしれません。


 

 ジャンル1  人とのつながりを実感

「多様性の推進」ということがよく言われますが、社会はもともと、多様な人の集まり。子ども、働くママ、障がい者、お年寄り、路上生活者の方々等と触れ合えるプログラムがたくさんあります。

■学生メッセージ 「 さまざまな体験で視点が変わった 」  今井萌乃香(芸術2年)

障がいのある方々とファッションショーを行うプログラムに参加しました。障がいがある方を介助対象者として考えるのではなく、友達として相手の気持ちを考えて行動することの大切さを実感しました。「1Day」に参加しようと思っている皆さんはぜひ自分の目で見て、さまざまな体験をしてみてください。

 

2017年度受け入れ先の例

●公益財団法人ジュニア・アチーブメント日本
●フードバンクかわさき


 

 ジャンル2  地球規模で社会問題に取り組む

私たちの身近なところにも、グローバルな社会課題につながっていることがたくさんあります。地域や世界のさまざまな立場の人を理解し、支援するしくみを自分で体験してみましょう。

■学生メッセージ 「 夢中になれることを発見 」  鹿田光沙(国際3年)

「1Day」とは自分が何かを与えに行く活動ではなく、新しいものが得られる活動。単なるボランティアではなく“発見の場”なのです。「1Day」で参加したNPO団体の非営利活動を継続する原動力に魅了され、その後インターンとして戻りました。皆さんも次につながる何かが見つけられるはずです。

 

2017年度受け入れ先の例

●横浜自然観察の森
●特定非営利活動法人ワールドランナーズ・ジャパン


 

 ジャンル3  ビジネスで社会課題に挑戦

社会課題の解決を目的にビジネスを起こした社会起業家たち。そんな起業家たちの熱い想いに触れ、それが生み出されたプロセスを知り、ビジネスと社会の新しい関係を発見してみませんか?

■学生メッセージ 「 企業との関わりで自分自身が成長 」  田村幸喜(消費3年)

新しいことに挑戦したくて参加した「1Day」。サポート学生を務めた企画「アウトドアアパレルメーカーの環境CSR活動について理解を深めよう」では、事前に企業を訪問し、企画書を作成するなど得難い経験をしました。今年度からは「1Day運営委員」を担当。新規プログラム開拓に力を入れ、自分も成長していきたいです。

 

2017年度受け入れ先の例

●株式会社マザーハウス
●公益社団法人難民起業サポートファンド


 

 ジャンル4  企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility)について知る

多くの企業が利益を追求するのと同時に、よりよい社会を目指して収益の一部を社会に還元する活動を展開しています。CSRの実態を知り、その意義について考えてみることができます。

■学生メッセージ 「 友人とともに一足先に社会を知る 」 多賀佑里奈(経営2年)、岡田美月(法律2年)

「1Day」には、さまざまな学科の学生が参加するので友達の輪が広がります。昨年、私たちが旅行会社H.I.S.のプログラムで考えたツアー「鹿児島と戦争に関するスタディツアー」は商品化されることになりました。「1Day」は一足先に社会とつながり、社会を知ることができる最高の場だと思います。

2017年度受け入れ先の例

●資生堂ジャパン株式会社
●ソニーマーケティング株式会社

 



 

ボランティアと学びの融合!

明治学院大学教育連携・ボランティア・サティフィケイト・プログラム

「明治学院大学教育連携・ボランティア・サティフィケイト・プログラム」は、ボランティア実践と普段の授業(正課)をつなげ、学生個々人の「学び」を深めることを目的としています。このプログラムを活用し、大学の授業とボランティア実践を繰り返し関連づけて、大学における自らの専門性をより具体的にし、大学最終学年における論文やプレゼンテーションに活かしてほしいと考えます。関心がある方は、ぜひボランティアセンターへ!

 

白金通信2018年4月号(No.494) 掲載

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