スマートフォン版を表示
学び

文学部芸術学科が言語文化研究所・近衞音楽研究所と合同開催 「生誕120周年記念 近衞秀麿 再発見」

7月28日、本学アートホールにて音楽イベント「生誕120周年記念 近衞秀麿 再発見」を開催し、全国各地から200人弱の幅広い年齢層の方が来場しました。

近衞秀麿は、現存する日本最古のプロ・オーケストラの新交響楽団(現在のNHK交響楽団)を設立し、日本人として初めてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮しましたが、その活動は今日、十分知られているとはいえません。近衞秀麿生誕120年という記念すべき年であり、音楽学コースを設置している芸術学科としては、日本の音楽に焦点を当てる良い機会と考え開催に至りました。

2部構成のシンポジウム(第1部:創作に関する個別テーマ、第2部:編曲をめぐるクロストーク)、秀麿の楽曲などを解説付きで生演奏するトークコンサートと共に、アートホール内に当時の自筆譜や指揮棒などを展示しました。また、7月23日~28日にはパレットゾーンインナー広場にて、近衞音楽研究所所蔵資料を中心としたパネル展示も行いました。

当日は台風接近に伴い一部プログラムの変更を余儀なくされましたが、来場者からは「秀麿の大胆で真っ直ぐな人柄が、偉大な功績につながっていたことが短時間でよく分かった」というありがたい感想が届きました。
今回の催しは、外部助成を含む複数の団体の協力を得て実現しました。多くの方と連携しての準備には大変な面もありましたが、貴重な経験となりました。

小林りあ(芸術学科教学補佐・11年芸術卒)

  近衞秀麿および彼と交流のあった作曲家の作品が演奏されました。

シンポジウムでは幅広い視点から専門家が意見を述べました。

白金通信2018年10月号(No.496) 掲載