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学び

三輪清子専任講師【児童福祉論A】 

 児童福祉の基礎を学ぶ   
    
社会福祉にはさまざまな分野がありますが、三輪先生が担当されている「児童福祉論」では、児童福祉の歴史、法律、子育ての現状や支援、社会的養護、子どもの権利などの児童福祉に関する基礎を学ぶことができます。社会福祉学科のソーシャルワークコースの学生は、国家試験受験資格取得のために必要な科目となります。

近年、子どもの貧困や虐待が話題になっていますが、どんな境遇にある子どもも、幸せになる権利があります。「児童福祉論」では、支援を求めている子どもや家族にどのような支援が必要なのかを、制度や支援体系を学び考えを膨らませることができます。

例えば、授業で学んだ子ども・子育て支援について学びましたが、地域子ども・子育て支援事業には、13の事業があります。児童福祉の場面で支援を必要としている方につなげる政策はたくさんあります。その政策や支援について、三輪先生はビデオやデータ、新聞記事を使って詳しく説明してくださいます。

実際、春学期にこの授業を履修して、児童福祉に関する知識を得られただけではなく、子どもの貧困や虐待は軽視してはいけない問題であることを感じました。テレビなどのメディアで流れることをそのまま眺めているだけではなく、その問題に対して深く考え、関心を持つことが、私たちにできることだと感じさせられる授業です。

永田彩夏(社福2年)

 

 

児童福祉の制度などを分かりやすく説明。

白金通信2019年秋号(No.501) 掲載

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