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学び

文学部フランス文学科【畠山達ゼミ】

タフゼミの成長記録

皆さんはフランス文学科と聞いて何を思い浮かべますか。私は「フランス文学科は何について学んでいるの?」と問われることがよくあり、外から見るとその実体は謎に包まれているようです。今回はフランス文学科の3年次畠山達ゼミを紹介し、少しでもその謎を明かしたいと思います。

このゼミでは『さかしま』で有名な19世紀の作家ユイスマンス著の初期作品『薬味箱』を原文で読みます。ただ単に読むのではなく、18名の学生が4つの班にわかれて、それぞれが翻訳し、考察を深め、発表を行っています。単に発表といえども、「レトリック」といって「発想→配列→修辞→記憶→発表」といった技法を用いて、論理的に説明することが重要視されています。班ごとに個性溢れる発表が行われ、お互いの良い部分を参考にして修正・改善できるよう、発表後は先生からのフィードバックだけでなく、ゼミ生による意見交換の場が設けられています。

秋学期からは卒論で扱うテーマをイメージして、おのおのの興味に基づいた個人発表を行います。春学期はグループで発表することの重要性や大変さを学び、秋学期はそのノウハウを生かして全ての準備を1人で行います。最終的にはこの個人発表を8000字のレポートにまとめていきます。このように多様な学習を行うのはなかなかタフですが、その先には大きな成長が待っているゼミです!

学生広報委員
川上友理子(フランス文3年)

発表を行うサルコジチームとça va缶チーム

白金通信2019年秋号(No.501) 掲載