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学び

宗教部主催「アメリカスタディツアー」体験記

私は夏休みの8月30日~9月15日の約2週間半、宗教部主催のアメリカスタディツアーに参加しました。明治学院の創設者であるJ.C.ヘボン先生の出生地、ペンシルバニアで、クリスチャンの一般家庭に2週間ほどステイし、クリスチャンコミュニティでの生活やアメリカの文化を学びながら、フィラデルフィア、ワシントンDC、ニューヨークなどで観光をするツアーです。

ペンシルバニア州ランカスターでは、文明の利器を一切持たず、伝統的で質素な暮らしを送る、非常に厳格なキリスト教プロテスタントの一派であるアーミッシュを訪ねました。独特の伝統的な生活や文化を守り続け、「赦し」の精神を実践する彼らに出会い、新たな価値観に触れることができました。また、Lancaster Bible Collegeという大学で、実際に授業に参加し、現地の大学生活を体験したり、小学校で折り紙を教えるボランティア活動を通して現地の子どもたちと触れ合ったりして、自分の視野が広がる体験をすることができました。

また、今回のスタディツアーで特に心に残った経験は、ペンシルバニアでのホームステイです。たった2週間でしたが、異国から来た見ず知らずの私を本当の家族のように受け入れ親切にしてくださり、忘れられない経験となりました。

単に英語を使って生活する、文化や歴史を学ぶというような意味でのスタディだけではなく、クリスチャンの一般家庭にステイすることでいろんな考え方を吸収し、国境を越えて人の温かみに触れることができた実り多い2週間でした。

執筆者:佐藤璃子(国際1年)

 

ニューヨークに向かう途中、ニュージャージーにあるヘボン先生のお墓に花を手向けました。ニューヨークに向かう途中、ニュージャージーにあるヘボン先生のお墓に花を手向けました。

 

ホストファミリーのSchmidtさん。私の祖父母と同い年のご夫婦でしたが、年齢からは想像できないくらいアクティブで多趣味なファミリーでした。休日は娘さんのファミリーと賑やかに過ごしました。ホストファミリーのSchmidtさん。私の祖父母と同い年のご夫婦でしたが、年齢からは想像できないくらいアクティブで多趣味なファミリーでした。休日は娘さんのファミリーと賑やかに過ごしました。

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