【学生広報委員がレポート】「法哲学1」細やかなアンケートとコメントで充実した学びに
細やかなアンケートとコメントで充実した学びに
学生広報委員 橋爪凜
(法学部グローバル法学科2年生)
「法哲学1」(高橋文彦教授)
「法哲学1」の授業では、授業時間になるとオンデマンドで高橋先生が作成した音声付きのパワーポイントの動画が配信されます。
哲学を勉強するにあたり欠かせないことはディスカッションだと思っていますが、オンライン授業ではディスカッションができません。授業で取り上げられた哲学者の思考をもとに自分がどの立場に立って物事を考えるのか、また自分以外の人の立場はどのようなものであるか、哲学者の思考を理解するために高橋先生は毎回授業後にアンケートを行ってくださり、集計結果の報告と、生徒ひとりひとりに個別に、授業内容のどこが理解できていて、どこが理解できていないのか等をコメントで指摘してくださいます。そのお陰で本来行われるはずだったディスカッション以上に更に充実した哲学の勉強をすることができています。
ずっとPC画面を見ているので目の疲れから、肩や首が凝ってきました。少しでも負担を軽減するためにブルーライトカットメガネを買いました。初めてメガネを買いましたが、少し負担が減った気がします。スマホ使用時にも使えるのでおすすめです!
オンライン授業を受講する明学生へ!
教員からのメッセージ
法学部教授 高橋文彦
私も哲学の勉強にディスカッションは不可欠だと考えています。しかし、オンラインでこれを実現するには工夫が必要です。そもそも哲学に「正解」はありません。そこで、オンライン授業では「アンケート」機能を使って、自由に意見を表明してもらうことにしました。これに対して毎回100名以上の学生さんが回答してくれます。私も全員に個別にコメントを返信しており、しかも議論が白熱して、コメントが2往復以上続くこともあります。このため、週末はほとんど自宅でPCの前に座りっぱなしですが、ときには思いもよらない鋭い指摘を受けて、私自身が多くのことを学ばせてもらっています。哲学にタブーはありませんので、これからもどんどん自由に意見を述べて下さい。一緒にさらに思索を深めましょう。