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ボランティア

決定! 第2回 明治学院大学ボランティア大賞

教育理念“Do for Others”を具現化する、学生たちのボランティア活動と学び。特に優れた取り組みを表彰しているのが「明治学院大学ボランティア大賞」です。11月6日、オンラインで開催され各賞が決定しました。

第一次審査を通過した6名によるプレゼンテーションを、約80名の視聴者の前で開催。1年生40名を含む学生から活発な質問も飛び出し、村田玲音学長をはじめ、ボランティアセンター運営委員・推進委員から講評が行われました。

取り組みは、日本で学ぶ留学生ならではの心配りで行う外国につながる児童への教育支援、「戸塚無料塾」での子どもが安心できる居場所作り、法学部での学びを生かした技能実習生への生活支援など多岐にわたります。各自が体現する“Do for Others”について共有する機会となりました。

【大賞】
洋服に新たな命を― 4年間のボランティア活動で見えたもの

藤井るな(国際4年)

「Meiji Gakuin Closet」で企画した古着ファッションショー!

授業「文化研究の基礎」で過酷労働と環境問題、「サステイナビリティー学1・2」で農薬の影響を学び、ファストファッションの現状に注目。古着ファッションショー、エシカル雑誌制作、他大生とのコラボなどで多くの人とつながる。各自が当事者として行動できる世の中作りを目指す。

受賞コメント
啓発活動が中心のため、活動によって影響を与えられているのか不安でしたが、受賞で励まされました。卒業後も活動を続けます!

※藤井さんの活動はWebサイト「明学の理由。」にも掲載

【研究部門賞】
希望と安心のための実践・平和活動と学習支援ボランティアのつながり

林 ことね(政治4年)

希望について話してくれた長崎の被爆者・田中安次郎さんと。

「現代平和研究1(広島長崎講座)」を履修し、ゼミで貧困問題を学ぶ。活動の軸は「平和」。すべての人がおびえることなく、安心して希望を持てる状態を目指し、学生間の議論を行い、困窮世帯の生徒への学習支援を経験。

【実践部門賞】
思いを形に~バルーンアートプロジェクト~

河森明依(教育発達4年)

埼玉県の公園で展示した、4メートルのバルーン。

コロナをテーマに、絵本とバルーンを制作。デザインは7校200名から募集。制作費100万円は70社協賛による。コロナとの共存を意識したテーマで、SDGsを伝えつつ、子どもの心に残る楽しいイベント作りを目指した。

【奨励賞】社会課題の解決を目指して活動中!

在住外国人(留学生)の立場から、外国につながる子どもたちの教育支援活動にかかわりながら、学んだこと、広がったこと、つながったこと
JIA RU(社会福祉4年)

日本語を教えるボランティアを通じて学んだこと
三河眞弓(消費情報環境法3年)

学習と心のよりどころ
鈴木日菜子(法律3年)

白金通信2021年冬号(No.509)掲載

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