大学でしかできない 貴重な体験を【体育会 射撃部】

射撃部は４年生５名、３年生１名、２年生１名、１年生４名、計11名で活動しています。部員の大半は初心者です。多くはないですが、経験者もいます。毎週水曜日と土曜日の週2日、長期休暇中は月曜日を加えた週3日、横浜キャンパス射撃場で練習をしています。

競技射撃とは、エアライフル銃を使用し、10メートル先の固定された標的に弾を発射し、その合計点数を争う競技です。実際の大会では、75分以内に60発を撃ちきり、その合計点数で順位が決まります。部全体の目標として掲げているのは、大会上位入賞、そして何よりも競技射撃を楽しむことです。大会では、身体面では体幹の強さ、精神面では高い集中力が求められるため、普段の練習においても主にその2点を鍛えていくようにしています。

射撃部ではエアライフル、つまり実銃を用いて練習しており、なかなか味わえない特殊な体験ができます。

そもそも、皆さんの中で競技射撃という競技を知っている方は珍しいのではないでしょうか。実際、射撃部が存在する高校は少数でしょうし、私自身も入学するまではその存在すら知りませんでした。

めったに味わうことのできない特殊な経験を積むことができる部活です。興味がある方はぜひ射撃場へ見学に行ってみてください。

学生広報委員
関本詩音（国際2年）

射撃場での練習風景。

白金通信2022年夏号（No.511）掲載