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ボランティア

人が、 人として、人のために ―学生による社会問題へのアプローチ―

学生によるボランティア活動や震災・災害からの復興支援に関わる大学の取り組みなどを毎号取り上げてゆきます。

中高大生で、ともに育む ボランティアスピリッツ

今夏、明治学院高等学校、明治学院中学校・明治学院東村山高等学校と合同で三つのイベントを開催しました。本学院では、創立者であるJ.C.ヘボン博士の思いや生き方を継承するために「明治学院一貫教育宣言」を発表しています。ボランティアセンターでは、普段関わりの少ない中高大学生がともに交流し学び合うことを目的とし、中高大連携プログラムを実施しています。以下のイベントに加え、国連WFP協会の協力のもと、中高大連携1 Day for Othersも開催しました。

当日は、オンラインにて国連WFP協会のスタッフより、世界の食料事情や飢餓や貧困に対する国連WFPの取り組みについてお話をいただき、学びを深めた後、高校生と大学生が混ざり、「飢餓ゼロと食品ロス削減をつなげるためにどんなアクションができるだろうか?」というテーマでワークを行いました。高校生と大学生がともに考えることで、刺激のある時間となりました。

【1 Day for Others】タイのTEENAGERと交流しよう!

バンコクYMCAパヤオセンターは、「プロテクト・ア・チャイルド」として、山岳少数民族の子どもたちの人身取引予防と教育支援活動を行っています。今回のプログラムでは、明治学院の中高大学生が連携し、同センターの子どもたちとの交流企画を実現するため、さまざまな案を出し合いました。

オンライン交流実施の企画内容を大学生・高校生で検討中

 

【ボランティアカフェ】ルワンダで義足をつくる~虐殺の歴史を乗り越えて~

ケニアでの語学留学で出会ったルワンダ人の男性ガテラさんと結婚した真美さんは、彼が歩行の補助具を着けていることもあり、ルワンダの大虐殺を機に1997年より無償で義肢提供や就労支援を続けています。今回は中高大学生32名が集まり、ガテラさん・真美さんが立ち上げたワンラブ・プロジェクトの取り組みについてお聞きしました。

これまでの活動を現地の様子と共に伺いました。


★参加してみよう★1Day for Others /1日社会貢献プログラム

◇スペシャルオリンピックス 日本・神奈川

横浜キャンパスに隣接する舞岡公園内にある「小谷戸の里」にある田んぼで、お米作りのお手伝いをします。脱穀や荒起こしなど、さまざまな方と触れ合いながら農業体験を行います。

◇マドレボニータ

マドレボニータは子育てを安心して行えるよう支援する活動をしている団体です。1 Day for Othersでは実際に開講しているエクササイズのお手伝いなどを行います。

上記以外にも多くのプログラムをご用意して皆様のご参加をお待ちしています!(コロナ感染状況などの理由により開催不可/変更になる場合があります)

お問い合わせ:ボランティアセンター voluntee@mail.meijigakuin.ac.jp

白金通信2022年秋号(No.512)掲載

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