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学び

ただ動くことだけが、スポーツじゃない【スポーツ方法学3 杉崎範英准教授(教養教育センター)】

皆さんはスポーツをどのように捉えていますか。「スポーツ=体を動かすこと」と考えてはいませんか。この授業はいわゆる「体育」の授業ではありません。スポーツとコミュニケーションをテーマに3つのことを学ぶのが目的です。
その3つとは、①自分の体の健康状態の把握(自分の体とのコミュニケーション)、②スポーツを通して用具の扱い方や体の動きを学ぶ(外部環境とのコミュニケーション)、③アイコンタクトや戦術の理解・共有(他者とのコミュニケーション)です。

授業では実際にスポーツをします。競技内容は選択制ですが、どの競技でも安全に楽しく学習することができます。

また教科書を使用し、毎日の記録を残すことも「スポーツ方法学3」の面白さと言えます。運動習慣面と生活習慣面を自己分析し、自身の健康状態を把握、そして改善に向けての目標を立てていきます。グラフを用いるなど、自分の成長を目で見て分かる形にまとめるため、達成感を得ることもできるでしょう。
学期に2回課されるレポートで、実践と記録から学んだ内容を文章でまとめる機会もあります。

この授業は、課題を楽しく学習することができます。日々の息抜きとして体を動かし、学び、他者との輪を広げることのできる機会をぜひ作ってみませんか。

学生広報委員
古屋美羽(芸術2年)

 

毎日の生活を記録し、改善点を見つけます。

白金通信2022年秋号(No.512)掲載

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