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学び

政治学科 渡部純ゼミの活動 テーマは 「50年後のアジア」 5カ国交流事業に 参加

私たち渡部ゼミは、11月5日~5日に行われた五カ国交流事業に参加しました。アジアの交流事業は毎年行われており、今年は明治学院大学での開催でした。今回の交流事業のテーマは、「50年後のアジア」。ソウル市立大学(韓国)、ハノイ貿易大学(ベトナム)、内蒙古大学(モンゴル)、チュラロコン大学(タイ)、そして私たち渡部ゼミのチームが創造力を活かした発表を行い、刺激的な時間を過ごすことができました。

私たちは、人口一極集中の問題に着目し、政策「ノマド型首都」を提案しました。「ノマド型首都」とは、遊牧民(ノマド)のように首都が全国を移動するという政策です。この政策により、過疎化が進む地域も首都を担う機会が得られ、各自治体行政の機能向上や地域活性化が期待できます。これらの効果が人口一極集中の緩和と人口分散を促すと私たちは考えました。発表後は、多くの質問が寄せられました。学生同士で活発に議論できたため、満足のいく発表だったと感じています。

しかし、発表までの道のりは決して平坦ではありませんでした。少しでも良い発表を行うために発表一ヶ月前に設定したテーマを敢えて変更。その後、ゼミ内でテーマ設定のために推敲を重ね、何度も資料を作成し直すなど苦難の連続でした。それゆえ、発表直後に感動で胸が熱くなった感覚は、未だに忘れられません。

交流事業で得た学び、各国学生との出会いは、他には変えがたい、大切なものになりました。

執筆者:渡辺真帆(政治三年)


ゼミ生全員の力をあわせて発表しました

海外の学生からたくさんの質問を受けました

白金通信2017年3月号(No.488) 掲載

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