【明治学院大学 教育連携・ボランティア・サティフィケイト・プログラム】ボランティアで得た経験を学びとして深め“人間力”を高める
明治学院大学 教育連携・ボランティア・サティフィケイト・プログラム」は、本学で活発に行われているボランティア実践と、大学の学びを融合する全学的な取り組みとして始まりました。初年度の昨年は100名を超える1年生が登録し、様々な現場で実践をはじめるとともに、各学部・教養教育センターが設定した「指定科目」と、「インテグレーション講座」の受講をしています。
このプログラムの意味を深めていくなかで、これまでボランティアセンターと直接的な関わりのなかった教職員とも連携しながら、共生社会の担い手を育成する、明治学院大学らしい新たな学びの形が生まれることを目指しています。
猪瀬浩平(ボランティアセンター長補佐・教養教育センター准教授)
ボランティアの学びを深め、協調性や自主性を体得
半田 栞(英文2年)
本学はボランティアの環境が整っているので、入学前から楽しみにしていました。より充実した活動のため更に学びを深めたいと思い、本プログラムに登録しました。1Dayがきっかけで、NPOでのボランティアを続けています。初対面の人と協力していくことは難しい面もありますが、国際協力という同じ目的のある仲間と活動することはコミュニケーション力の向上に大いに役立っていると感じています。これからも少しずつ自主性を発揮していきたいです。
活動記録の提出で課題を把握し、より主体的な活動へ
遠山直樹(社福2年)
インテグレーション講座では初対面の学生同士、真剣に議論したり、先輩の体験談を伺ったりして世界観が広がりました。8月に熊本で廃棄物の分別ボランティアに参加した際には、炎天下で熱中症になってしまい、過酷な環境下では特に協調性が重要だと実感しました。「ボランティア特別研究」の受講、ボランティアサークルでの活動とともに、活動記録を定期的に提出することで、振り返り、課題を把握し、より主体的な活動を実施していきたいです。
白金通信2017年4月号(No.489) 掲載