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自分を変えてくれた「明学」という場所

「まさか自分がこんなに明学に関わることになるなんて、思ってもみませんでした」。 そう話すのは明治学院東村山高等学校出身で、心理学部心理学科4年の池田愛美香さん。 「バラ・プログラム」、キャンパスコンシェルジュ、白金祭実行委員会…。明学生の学生生活に大きく関わる活動を通じて変化した考えとは? 池田さんのキャンパスライフをご紹介します。

池田 愛美香 心理学部 心理学科 4年 高校時代、自身が参加した「バラ・プログラム」の経験から、明治学院大学入学後、「バラ・プログラム」に入り、企画や運営に携わる。それ以外にも、キャンパスコンシェルジュ、白金祭実行委員会、オープンキャンパスのアルバイトなど、明学の魅力を内外に発信する活動の経験を持つ。好きな言葉は、父がかけてくれた「努力は必ず報われる」。趣味はプロ野球観戦で、応援しているのは西武ライオンズ。年に10試合は観戦する。

一から作り上げたバラプロの企画

―明治学院高校、明治学院東村山高校など本学の系列校の生徒に向けて、大学生が明学の魅力を伝える、入学前教育プログラム、「バラ・プログラム(以下バラプロ)」。興味を持ったのは池田さんが東村山高校の高校生として参加した時のこと。

高校生の時にバラプロに参加しました。そこで系列校の生徒と仲良くなり、たくさん交流ができたのですが、「もっとこういう情報が欲しかったな」「もう少し具体的なイメージが持ちたかったな」という少し消化不良のような気持ちもありました。大学入学後のイメージをもっと膨らませられるようなプログラムにしたい…。そんな気持ちで、今度は先輩としてバラプロの活動に参加することに決めました。

バラプロは横浜キャンパスで1日がかりで行うプログラム。高校生同士が打ち解けるためのアイスブレイク、大学ならではの授業を体感してもらう企画、サークル紹介や明学クイズを行う閉会式の3つの企画があります。2019年度のバラプロでは、3つのうち1つの企画リーダーを担当しました。担当したのは、大学のディスカッションメインの授業を体感してもらえるような企画。テーマは「SDGs」。このテーマに決まった時、「SDGs」という固いテーマをどう噛み砕いて伝えるか、どのようにして楽しい企画に持っていくか、とても悩みました。11人のメンバーからたくさん出たアイデアを集約し、目標を「高校生に楽しく、かつ深いディスカッションをしてもらう」に据えました。

プログラムは、クイズ形式での「SDGs」の説明、グループごとのディスカッション、発表という流れ。ディスカッションに入る前に2枚の写真を見せました。1枚目は屋根のない建物で机に向かって勉強している女の子の写真。2枚目はゴミ箱ではない場所に捨てられた大量のタピオカ。一見遠い存在に思えてしまう写真と、身近に見られる写真を並べ、どちらも同じ社会問題として捉えてもらえる仕掛けをしました。高校生は私たちの想像を超えた深いディスカッションと、クオリティの高い発表をしてくれ、企画した甲斐があったと感じることができました。

やってみて感じた、リーダーとしての苦労、感動

-3年間バラプロの活動に携わり、リーダーという役割に。

「リーダー」という役割は、職員の方や先輩から推薦していただき、自信がないながらも引き受けました。リーダーになったからには11人の企画メンバー、みんな同じ熱量で取り組みたい、取り組んでほしいという意気込みがありました。ただ、協力的なメンバーがいれば、一歩引くメンバーがいて、毎回ミーティングに参加するメンバーもいれば、そうはいかないメンバーもいる…。共通の認識で進められているか、同じ熱量で取り組めているか、それを確認するすべも分からず1人で悩んでしまった時期がありました。リーダーである自分の権限で決めて、押し進めることもできたのですが、それをして良いものかどうかも分からなくなってしまって…。

そんな時、自分を支えてくれたのも、この企画のメンバーでした。「みんなついてきているよ。大丈夫」という一言に救われ、人に頼ることができるようになったし、リーダーとして自信を持つこともできました。

バラプロ当日を迎え、ギリギリまで自分を頼って相談してくれるメンバーの存在を実感した時、そして高校生がいきいきとディスカッションをしている姿を見た瞬間は、本当にリーダーを引き受けてよかったと思いました。

何が自分を突き動かしたのか

―「明学生のために何かしたい!」と思ったのは、実は最近。

バラプロ以外にも、キャンパスコンシェルジュ、白金祭実行委員会、オープンキャンパスの学生スタッフなど、明学生の学生生活に携わる活動をしてきました。

そもそもこのような活動に積極的に参加するようになったきっかけはキャンパスコンシェルジュの先輩の、ある言葉でした。キャンパスコンシェルジュとは、明学生のキャンパスライフをより良くするために、学生からの質問を受けるなどの活動をしている学生たちです。にも関わらず、当時は学内であまり知られていなくて。それを課題だと感じた私は、先輩に大学広報誌『白金通信』でキャンパスコンシェルジュの特集をしてもらうのはどうかと提案をしました。先輩が私の企画書を見て言ったのは、「どうしてこの企画をやりたいと思ったの?」でした。先輩からの一言は、自分自身、どうしてこの企画をやりたいのか、自分はキャンパスコンシェルジュとして何がしたいのか、明学生に何がしてあげられるのかについて、考えるきっかけになりました。また、それを言葉にして先輩に伝えるという経験をしたことで大きな自信になりました。

実際に『白金通信2019春号』にてキャンパスコンシェルジュが特集として掲載されました。自分の企画が形になったことと、先輩との深いコミュニケーションにより、「明学生のために何かしたい」という自分の気持ちをはっきり実感することができました。

明学が「好き」という気持ち

入学した学生全員に明学を深く知ってもらいたい、好きになってほしい。それは自分ひとりの力では難しいし、自信もありません。ただ、知りにきてくれる、知ろうとしてくれている、楽しもうとしてくれている、そんな相手には、どの活動においても全力で、真摯に向き合ってきたつもりです。その根底にあるのは明学が「好き」という気持ち。「好き」と思うことができたのは、活動のなかで出会えた仲間、先輩のおかげであり、自分自身がいろいろなことに挑戦したことにより自信がついたから。その環境を好きになれたんだと思います。

そしてその「好き」という気持ちが自分を突き動かし、行動させました。将来はこれもまた、自分が大好きな地元の企業にて、地域に貢献できる仕事をします。人として、周囲に目を向け、手を差し伸べられるようになりたい。今は完璧にできないけれど、だんだんそうなっていけたらな、なんて思っています。