- 今井 麗愛 心理学部 教育発達学科 3年静岡県出身。子どものころから人の役に立つ仕事につきたいという思いを抱き、また心理学への興味から、心理学部教育発達学科へ。2年時に特別支援コースを選択、障害科学を中心に心理学と教育学を学ぶ。もう一つの子どもの頃からの興味は日本文化。その魅力を体感すべく、殺陣や茶道を習ったり、刀剣展などに足を運んだりもしている。
明学の魅力を「多様性」と表現した今井麗愛さん。「いろいろな学部学科があって、みんな好きなことや夢中になるものもそれぞれ。それをお互いに尊重しているような雰囲気がすごく好きだなって思います」。
明学に決めた理由は、興味を持っていた心理学を学べ、教員免許が取れる心理学部があったこと。心理学と教育学、そして障害科学の3つの領域を学ぶうち、次第に障がいへの理解を深め、障がいを持つ子どもたちの教育について関心が高まってきたそう。
「私は、実際に体験して初めて自分の知識として身につくっていうふうに考えているので、なるべくできることはやりたいと思ってるんです」と話す今井さんは、学内外のボランティア活動にも積極的に参加しています。小学校での支援員、サークル活動での子どもたちへの読み聞かせ、そして聴覚に障がいを持つ学生のための授業のノートテイク。「ボランティアや支援は、相手がしたいことをできるように、より良く過ごせるようにというものではありますが、自分に対しても返ってくるものだと思っています。誰かのためにすることが、自分がより良く生きることにもつながってくるのかなと、そういう理解をしているんです」。
3年生になり、将来についてもより具体的に考えるようになってきた今井さん。「誰かの助けになりたいという思いは変わりませんが、いろいろな授業で先生方の話を聞いたり、実習やボランティアを通じて体験する中で、その思いはより強くなったような気がします」。これまでに体験してきたこと、そこで感じたこと、そしてこれからの目標について話してくれました。