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SC(入試学生相談員)として受験生に寄り添う

2022.04.18

中学から同級生の加藤洸大さんと小宮大世さん。横浜キャンパスでSCとして一緒に活躍中です。入試を滞りなく進めることに貢献し、受験生に寄り添うSCとしてやりがいを感じています。

Kodai Kato 加藤 洸大 社会学部 社会学科4年

趣味はスポーツ観戦。横浜F・マリノスと横浜DeNAベイスターズを応援。

大学の仕事に興味を持って応募

入試SC(入試学生相談員)とは、明治学院大学で行われる大学入試の運営のサポートをする学生スタッフです。本部班、整理班、教室班と3つの班に分かれており、私は整理班に所属しています。入試会場の設営から始まり、入試当日の朝に受験生への教室案内を行うことや、試験の休み時間にトイレ誘導や見回りを行うなど入試のサポートをしています。

1年次に、横浜キャンパスで入試SCの募集要項を見かけ、大学入試に携わる仕事とはどんなものだろうと興味を持ったことがSC応募のきっかけです。1人で応募するのは少し不安だったので、学校行事に興味がありそうな小宮さんに声をかけたところ、快諾してくれたので一緒に応募しました。小宮さんとは地元が一緒で中学校から高校、大学と一緒に進学してきました。高校時代は一緒にハンドボール部に所属。共通の友達も多く、思い出話などでも盛り上がる、気の合う友達です。

明るい挨拶は受験生へのエール

業務中は、常に受験生の気持ちを考えて行動するよう努力しています。例えば、机に受験番号のシールを貼るときに、決まっている位置の中でも、自分がこの机を使うときに邪魔と感じないか考えながら貼るようにする、受験生が大学構内で迷っている様子を見かけたら、積極的に声をかけるなど、受験生が集中して試験に臨めるように心掛けています。

大学入試という人生に大きく影響する機会に「支える立場」として関われていることに充実感があります。受験生の表情から緊張している様子が伝わってくるので、大きな声で挨拶をして、心の中では「がんばれ!」とエールを送っています。

学生同士の交流の機会にも

入試SCの業務を通じて、他学科に友達ができるなど新たなつながりも生まれました。整理班には毎年1年生から4年生まで10人ほどの学生が集まるのですが、先輩も後輩も仲が良いです。また、横浜学生課の職員とも協力して入試を運営することができ、貴重な経験となりました。

入試が行われる2月の朝はとても寒く、入試当日は8時には横浜キャンパスに着いていなければなりません。整理班は外で受験生を迎え入れるため、コートにマフラー、手袋、カイロは必須です。大学がいろんな種類のカイロなどの必需品を用意してくださるので、暖を取りつつ働いています。

最高学年として盛り上げたい

4年生でもこの活動を続けたいと思っています。最高学年として、今までよりも責任を持って仕事に取り組み、2023年度の大学入試にも協力できたらと思っています。

Hirotsugu Komiya 小宮 大世 法学部 消費情報環境法学科 4年

趣味は大学2年から始めたカメラ。旅行も好き。キャンパスコンシェルジュとしても活動中

最初の一歩が踏み出せた

加藤さんからの誘いがきっかけで、1年次からSCとしての活動を始めました。それまでも、オープンキャンパスのアルバイトやボランティアなど、大学での活動に興味があったものの、踏み出せていなかったため、良いきっかけになりました。

加藤さんとは中学1年の時に同じクラスで、野球部の加藤さんが持っていた黄色いグローブが気になったことがきっかけで仲良くなりました。高校では部活や塾も同じでした。一緒にいると楽しい大事な友達で、SCに誘ってくれたことに感謝しています。

SCとは明学の看板

毎年、整理班として学生の誘導などを担当しています。初めてキャンパスに来る受験生を案内するので、一人ひとりすれ違ったら挨拶し、不安そうな人がいたら寄り添い、リラックスできるように意識しています。誘導には、普段の生活では使うことのないトランシーバーが必須アイテムで、この業務で初めて使いました。

参加前は、SCというと受験生を監視するイメージがあり、淡々とこなしていくだけだと思っていました。でも、実際参加してみるととても楽しいことがわかりました。業務をする中で、どんどん受験生を応援したいという気持ちになれ、なにより、一緒に働く学生にも職員にも「受験生のため」という強い意識があり、とても良いコミュニケーションの場が築かれていました。

受験生が初めて会う明学生として

業務の際には明治学院大学と書かれた黄色の腕章をつけるのですが、「明治学院大学の看板を背負っている!」ことを実感して、身が引き締まります。

受験当日は、受験生が将来を決めるかもしれないとても大事な一日です。数ある大学の中から明学を選んでくれたわけですから、その場にいる先輩の姿は明学のイメージに直結します。班によって業務が異なるので、みんな自分なりに努力している部分も違うと思うのですが、私は特に「理想的な明学生として振る舞う」ことに気をつけながら頑張っています。

理想的な明学生でいることを心掛け、責任感を持って仕事をすることは、自分がどんな性格なのかを知る機会にもなったと感じます。SCに参加して以降、学生の相談を聞くキャンパスコンシェルジュなどの活動も始めました。

交流をますます活発に!

今年もSCに参加したいと思っています。いよいよ私達が4年生の代なので、業務だけでなく、学生間の交流も盛んになるように努めたいです。

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