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座談会:情報数理学部1年生が感じた、明学での学生生活

2024.11.28

2024年4月に開設した明治学院大学初の理系学部「情報数理学部」。5名の1年生が集まり、入学してからの学生生活や授業の様子などを話しました。第一期生ならではの大変さもある一方、一体感や楽しさがあるようです。

Kyosuke Kato 加藤 響介

「留学にも興味があるので、大学では数学と英語を頑張ろうと思っています。」

Kotoko Fujii 藤井 琴子

「ずっと続けているクラリネットを大学でも頑張ります。」

Ako Ishio 石尾 亜子

「大学では勉強とアルバイトを両立させることが目標です。」

Yuwa Sato 佐藤 優羽

「高校では野球部でしたが、大学ではラクロスに挑戦しています。」

Kazaho Higuchi 樋口 風帆

「サークルも楽しみたいので、勉強との両立を頑張りたいです!」

情報数理学部に入学したきっかけ、入学して感じたこと

――情報数理学部で学んでみたいと思ったきっかけはなんですか?

藤井琴子さん

(以下、藤井)私の場合、受験のきっかけは受験科目ですね。文系でも歴史と古文なしで受験できるというのが大きかったです。

石尾亜子さん

(以下、石尾)私は、かっこいいというイメージもあり、情報系をやりたいと思っていました。新設の学部というのも惹かれました。新しい校舎ができることと、やはり一期生というのがかっこいいなという印象でした。自宅から通学しやすいという理由もありましたね。

佐藤優羽さん

(以下、佐藤)私は明治学院の系列高校出身ですが、将来につながる学部がどれか、で選びました。

樋口風帆さん

(以下、樋口)私は高校のときから理系クラスだったので、理系の中で何をやろうかと思ったときに、情報系は将来性があっていいなと思いました。情報数理学部は3年生からコースを選ぶので、やりたいことが細かく決まっていなくてもしっかり学べそうだと感じたからです。

加藤響介さん

(以下、加藤)情報系の学部を出て就職を決めた兄を見て、自分も将来性のありそうな情報系に進みたいと思いました。

石尾

情報についての学びは、いろいろと応用が利きそうな気がします。

藤井

情報の分野はこれからどんどん変わっていくため、AIに仕事を奪われるという話もありますが、AIを考える側になれるというのは魅力でした。私たちが先陣を切って社会を創ることができるようになるというのは、他の学部にはない魅力ですね。

――大学や学部の雰囲気、印象をどう感じていますか?

加藤

自然豊かなキャンパスだなという印象です。

石尾

斜めの建物が多い(笑)クララ・ラウンジもチャペルも!

藤井

私はキリスト教主義の学校に通うのは初めてなので新鮮でした。入学式で賛美歌を歌って、まずそこでびっくりしました。

石尾

私は入学してみたら同じ高校の出身者が意外といたのでびっくりしました。

佐藤

先生も丁寧に教えてくれて、勉強がしやすい環境だと感じます。

加藤

真面目な人から、いい意味で不真面目な人までたくさんいて、自分に合う人を見つけられる環境だと思います。

藤井

大学では同じ授業を受ける友達は少ないと聞いていましたが、必修科目などは同じ学部の履修者が多いので、見慣れたメンバーで授業を受けられるのは安心しますね。

情報数理学部では、入学後の1学期目は基礎数学を中心に学びます

――情報数理学部で学んでみて面白いと感じることは?

加藤

今やっている数学が後々学ぶ情報の勉強で役に立ってくる、というところに魅力があると思います。

樋口

コンピュータとクラウドシステムの授業が楽しいです。まだ深くは学んでいないですが、私はコンピュータが好きで入学したので、コンピュータの基礎的な知識や、計算についての授業は楽しいですね。

藤井

数学の授業でやっていることは分からないこともありますが、この数学がどう役立っていくのか話を聞くと、しんどい数学も楽しく思えます。

石尾

コンピュータリテラシーの授業でゲームを作ったのが面白かったですね。まだプログラミング言語をそこまで理解していませんが、それなりにゲームがプレイできるようになると、嬉しいなという感覚がありました。

藤井

先輩がいないので、テスト準備についての情報が少ないのは大変です。

石尾

それは大変(笑)

藤井

一期生ならではの大変さですが、みんなで情報交換することも多く、横のつながりが本当に強くなると思います。

これから頑張ってみたいこと、挑戦したいこと

――学びを深めてみたいことはありますか?

石尾

プログラミングですね。自分のスキルアップのためにも頑張りたいと思っています。

佐藤

私もプログラミングです。やっておいた方が将来のためになると思っています。

樋口

私はデータ分析に関係する仕事に就きたいと思っているので、プログラミングと経済系の簿記などの勉強もしてみたいと思っています。なので、明治学院共通科目で経済系の授業も履修しています。

加藤

私は情報数理学部での勉強の他には、英語を頑張りたいです。海外に行ってみたいと思っているので、語学の資格にも挑戦したいと思っています。

藤井

私はもともと経済や経営志望だったのですが、簿記などは手作業だとミスもよくあります。それを、コンピュータを使ってなんとか解決できるような知識を身につけたいと考えています。

――これからの大学生活でどんなことに挑戦したいですか?

加藤

留学に挑戦したいです。まず短期留学をしてみたいですね。

樋口

私も英語を頑張って、海外旅行くらいは行ってみたいと思います。

石尾

人の前に出ることがやってみたいです。バンドだったり、以前に趣味でやっていた演劇などにまた挑戦したいですね。

佐藤

部活のラクロスです。しっかり頑張りたいですね。

藤井

私もサークルを頑張りたいですね。管弦楽団に入って学年代表になりました。白金祭では1年生の学年代表が責任者でもあるので、頑張りたいです。

情報数理学部で学んでみたいと思っている受験生、高校生へ

――数学やプログラミングの知識に不安を感じている人もいるかもしれません

石尾

入学前にプログラミングの知識はいらないですね。

藤井

例えば、数Ⅲまでやっていなくても、問題を解く前に先生が前提の説明をしてくれたり、自信がない部分があれば、先生に聞けばアドバイスをもらえたりする環境があります。

佐藤

私もプログラミングの知識はゼロでした。数学は難しいと感じることもありますが、少人数クラスなので、分からないことは先生に質問しやすいと感じます。

――情報数理学部を目指す受験生・高校生にメッセージをお願いします

石尾

一期生ということで、私はサークルの新歓などで同じ学部の先輩がいなくてやりづらいと感じることもありました。なので、後輩が入ってきたら仲良くなりたいし、全力で面倒を見たいです!先輩心強いなって思ってもらいたいですね。

樋口

私は山口県出身で、神奈川県外出身者なのですが、県外出身の学生も多いですし、友達もいっぱいできました。人間関係は大丈夫だよ、と伝えたいですね。

藤井

情報数理学部は必修科目が多く大変ですが、その分、学部の仲間と一緒に履修することが多いので、みんなで助け合って頑張れます。学部内での仲の良さや横のつながりが強いことがあり、なんだかんだで楽しいです。

石尾

本当に私たち、後輩ができたら優しくします(笑)

藤井

他の学部はみんな文系なので、サークルなどに入ればジャンルの異なる話も聞けますし、いろんな知り合いができますよ。

佐藤

理系というと忙しいイメージがあるかもしれませんが、意外と時間は作れます。勉強以外のこともできるので、心配しなくていいですよ。

加藤

先生の話が難しいことも多いですが、質問をすれば1を10にして返してくれたり、学生を大切にしてくれる、向き合ってくれる先生が多いと感じます。

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