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憧れだった、「あたらしい学校づくり」

2021.07.14
高田 夏実
NPO法人学生耕作隊・楠クリーン村 理事長
Natsumi Takata 高田 夏実 2014年 社会学部 社会学科卒

私は、山口県宇部市にある山を管理しながら、農産物の生産・加工・販売や養鶏、アジアの農村仲間と協力し各地域の仕事作り等を手掛けています。暮らし面では、なるべく自給率をアップしたいと思い、お米や野菜の栽培から味噌などの調味料、そして風呂焚きや暖を取る際のエネルギー源である薪の調達、簡単なセルフビルド等も日々の仕事です。

ということは、私の仕事は農家?自給家?と言うのがわかりやすいように思いますが、私自身は「あたらしい学校づくり」を本業にしているつもりです。私たちが住む山には、全国からのインターンシップ生、漬物や狩猟を教えてくれる近隣の農家たち、鶏の見学に来る園児たち(コロナ以前は海外の若者たちも)と老若男女が訪れ、遊んだり働いたりしながら、正解がない時代の生き方を問い、形にする場になっています。

在学中のフィールドワークや海外ボランティア先でのカッコいい大人たちとの出会いを通して、一人ひとりが型にはまらず、前向きに道を拓いていくための教育システムや応援が必要だと思うようになりました。その漠然とした夢を形にするために、卒業後、今の環境に飛び込み7年目。生きることに真正面からぶつかる環境で、私自身も発見が尽きない、学び多き日々を送っています!

毎年春に開催する、蕨狩りイベントにて。藪やお茶畑の中から、「あった!」「ここにもあった!」と山菜を次々に見つけて楽しむ子どもたち。

学生へのメッセージ

在学中のさまざまな出会いや、自身の直感、常識が絡みあい、進路に迷う人も多いのではないでしょうか。そんな皆さんに、まず自分を信じてやってみたらいいよ!と言いたいです。間違った、失敗したと思えばその時は、潔く引き返せばいいと思います。難しく考えず柔軟に動き回って、在学中だからこその出会いや学びを目一杯楽しんで下さい!