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日常に潜む“当たり前”から社会全体を見つめ直す

2018.04.28

八坂 祐太(Yuta Yasaka)

社会学部 社会学科4年

将来やりたいことがまだ明確でなかったことから、目の前の小さな事象から大きな社会の仕組みに関わることまで、広く学ぶことができる社会学科を選びました。社会学の面白さは、身近な事象からも社会を考えることができることにあります。たとえば、「電車の座席が空いていた時、なぜ一つ空けて座ってしまうのか」。当たり前すぎて気づかないことに問いを投げかけていくのが社会学です。私は、「社会調査士」の関連科目を履修し、自ら立てた問いに対し、自らの手で調査をする方法を学んできました。統計の数字がどのような意味を持つのかがわかるようになり、社会現象との繋がりを解明できたときは社会学の意義を実感できました。学びを通して、日常の事柄に対して疑いの目を持つことを覚え、興味を持ったことには、自分で調べて答えを出していく解決力が身についたと感じています。将来は、困っている人に寄り添って、多面的な観点からアドバイスできる仕事に就きたいと思っています。

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