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経済学専攻 (博士前期課程・博士後期課程)
MAJOR OF ECONOMICS

世界の経済情勢に呼応した、最新のプログラムで専門分野を学ぶ

経済学専攻では、将来独立した研究活動を行うのに必要な研究能力の養成(研究者の養成)と、高度な専門性を持つ職業に必要な知識を授ける高度専門職業人の養成という2つを教育目標としています。その目標を達成すべく、開講科目の多様化や社会人入試の実施、一部科目の夜間開講などを図っています。カリキュラムは経済情勢の変化に合わせて見直しており、近年のコンピュータ化や社会情勢に対応して情報経済学や公共経済学の分野にも力を注いでいます。提携している8大学の大学院での受講も可能です。授業は講義・演習ともその授業密度は濃く、高度な経済理論を学ぶのに適した環境です。また、最近のわが国をはじめ諸外国の経済の実態は、景気や財政・金融をはじめ多種多様な問題が山積しています。その実態の解明とその対応策を考察することのできる力を、理論、制度、歴史、さらには実証分析などを駆使して養います。その結果、インプリケーションのある論文を執筆できる能力を養うことを目的としています。つまり、知識ばかりでなく、制度・実証分析を通して学生諸君の「問題発見能力」と「問題解決能力」の育成に努めることにも心がけています。経済学専攻は、「専門性」と「多様性」を備え、「洞察力」と「解決能力」に優れた研究教育者の育成をはじめ、キャリアアップ、生涯教育などに資する教育に努めています。

TOPICS

飛び入学制度について

明治学院大学経済学部で3年間学び、優秀な成績を修めた学生は、大学を3年で卒業して大学院に進むことができるという制度、いわゆる「飛び入学」の制度があります。この制度の適用者は、口述試験のみ、つまり面接だけで大学院に入学することが可能です。この制度の適用を受けることで、最短5年間で学部と大学院博士前期課程を修了することが可能です。

その条件として、次の1.~4.をすべて満たす必要があります。
  1. 3年次修了までの成績が、科目総合でGPA2.8以上である見込みが立つ者。
  2. 3年次修了までの成績が、専門科目(専門科目・隣接領域科目)に関してはGPA2.9以上である見込みが立つ者。
  3. 卒業に必要な単位数を3年次修了時に取得見込みであること。
  4. 原則として「演習A」を履修していること。

給付型奨学金・補助金制度

経済学研究科に在籍する学生の研究支援を目的として、海外における調査研究や発表の費用の一部(一人10万円、または20 万円)を奨励金として給付します。また、国内の学会参加旅費に対して補助金(一人5 万円まで)を給付します。

他大学院との単位互換制度について

本学では、修了要件30 単位の内10 単位までは、8 校の協定校(青山学院大学、専修大学、中央大学、東洋大学、日本大学、法政大学、明治大学、立教大学)との単位互換が認められています。

インタビュー


大坪 ピョートル 寛彰
経済学専攻博士後期課程
2019年3月修了(経済学)

計量経済学を学んだことでデータを活用した視野が生まれた

中学の時に参加した日経STOCKリーグをキッカケに経済へ興味を持ち、現在まで経済学を学んできました。研究テーマにしているのは金融政策で、具体的には、大胆な金融緩和として脚光を浴びたアベノミクスの非伝統的金融政策をテーマにし、そのインフレターゲットや量的・質的金融緩和政策における効果、波及経路などを研究しています。アベノミクスの非伝統的金融政策は、低迷する株価・過度な円高状況を改善したものの、実体経済に対する目に見える効果は、まだあまり確認されておらず、研究者の間でも賛否が分かれているところです。これを研究テーマにすることで、自分の意見を確立し、かつ同時にその効果の行く末をリアルタイムに見守っていけるということは、大変面白いことだと思っています。研究では、計量経済学の知識を活用することが多く、データを用いた物事の捉え方や考え方ができるようになりました。また、論文発表の機会も大変多く、自分の意見に対して議論されることで、それまで一方向だった観点に幅を持たせることができるようになったと感じています。

修了後の進路

進学、りそな銀行、税理士法人あおやまなど

研究科ごとの修了後の進路(過去3年間の実績)

専門分野/開講予定科目 担当教員紹介

*は研究指導教員
氏名専門分野/開講予定科目授業内容
大村 真樹子 教授* 開発経済学特論 開発経済学の理論を学習し、次いで環境問題や開発途上国の貧困問題等の実態と対応策を学ぶ。
神山 恒雄 教授* 日本経済史特論 近代日本(幕末開港~第二次世界大戦)を主として経済面から検討することで、日本が他のアジア諸国と異なり独立を維持しながら経済の近代化=資本主義化を成し遂げた過程を検討する。
神門 善久 教授* 農業政策論特論 工業化による経済発展の初期において発生する食料問題について、その発生メカニズムと望まれる政策について、事例をもとに検証・考察を進めていく。
齋藤 隆志 教授* 労働経済論特論 労働経済学における重要トピックを、テキストと関連論文に関する講義と輪読により学習する。各トピックについて理論的な考え方を示した後、実証分析を紹介する。
佐々木 百合 教授* 国際金融論特論 論文の精読や分析を通じ、英文・和文の学術論文を読んで理解できるようになること。パソコンを利用して、データを加工し研究に役立てられるようになること。
鈴木 岳 教授* ミクロ経済学特論 一般均衡論の数理的基礎について、均衡の存在、厚生経済学の基本定理、コアの極限定理を中心に、位相空間論、線形代数の基礎的知識を前提として論じる。
宋 立水 教授* 中国経済論特論 本講義は制度的・政策的および歴史背景的なアプローチから中国経済について分析を試みる。社会主義時代中国経済と市場移行段階でどのような特徴が見られるのか、そこでの問題点は何か、などを検討していく。
千葉 正憲 教授* 西洋経済史特論 ヨーロッパの社会経済の歴史に関する理解を深める。
中尾 茂夫 教授* 世界経済論特論 世界経済の歴史と現代を、マネーのグローバルな動きを中心に解説し、院生と議論することを目標とする。特に戦後史におけるマネーと企業、人と情報の動向に力点を置く。
中野 聡子 教授* 経済学史特論 経済理論の歴史を扱う。現代の経済理論の原形がどのように形成され、時代の諸問題や思想背景とどのように結びついていたかを講義する。また欧州各国で展開された学説をできるだけカバーしたい。
西尾 敦 教授* 数理統計学特論 数理統計学の基礎的な知識を身につけることを目標にする。
村田 玲音 教授* 経済数学特論 経済学分野によっては数学を多用する。こうした方面に進む人のために、抽象度の進んだ数学、あるいは経済に近い問題に特化した数学を講義する。
室 和伸 教授* マクロ経済学特論 経済主体の最適化行動を考慮したミクロ的基礎づけのあるマクロ経済理論を学ぶ。
齋藤 弘樹 准教授 一般均衡特論 ミクロ経済学やゲーム理論に関する英文の文献の輪読を中心に、当該分野の学術論文を読むための基礎作りをする。
中村 友哉 准教授 ゲーム理論特論 ゲーム理論のテキストを輪読して、戦略的状況を分析するための理論的枠組みを学習する。その上で、現実の戦略的状況の理論分析を試みる。
林 仲宣 講師 租税法特論 租税法の適用と解釈における基本的な問題の理解。

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